暁 〜小説投稿サイト〜
東方魔法録〜Witches fell in love with him.
28 二日目(前半の前半)〜Are you a werewolf.
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- first day / night -
チャキ、パーン
- second day / morning -
生活のリズムとは恐ろしいもので、昨日あんなことがあったのにかかわらず、僕は何事も無かったかのような朝を迎えた。
「あ、おはよう。お父さん」
「おはようクレイ…」
お父さんは流石に昨日のことは応えたようで何時もの元気が無かった。
…人狼を倒すという名目でもやっぱり銃で殺すのは辛かったのかもしれない。
「クレイー…御飯配ってきて頂戴…」
「はーいお母さん」
お母さんはお父さんとは違った元気のなさでなんだか眠たげだ。昨日のことで眠れなかったのかなぁ?
家から出て、まずは何時も通りトウキお姉さんの家に向かう。
コンコンとドアをノックするがいつもの通り返事がない。まだ寝ているんだろう。しょうがないね。
僕はドアを開けてトウキお姉さんの家に入り、朝食をテーブルの上に並べてベットに寝ているトウキお姉さんを起こしに向かう。
「トウキお姉さん、朝ですよ。ほら起きて」
「ん…ふぅん……」
僕はトウキお姉さんの肩をゆさゆさと揺さぶって起こそうとする。その度にお姉さんのいい匂いがして揺れる胸を拝むことが出来るのは役得以外の何物でもない。と言うかトウキお姉さんはマイペースだなぁ。眠気には何があっても勝てないらしい。
「ふぁ…おはよう…むにゃ…」
「おはようございます。御飯はテーブルの上にありますからね」
「ふぅん…わかっ…た…」
「二度寝しちゃダメですよ。僕は他の人に御飯配ってきますね」
もうちょっとトウキお姉さんを見ていたいけど他の人達に御飯を配らないといけないからしぶしぶ次の家に向かった。
「…ここにはもう配らないでいいんだった」
習慣とは恐ろしいもので昨日あんなことがあったのに僕はトラドお爺さんの家のドアをノックしようとしていた。
僕はドアをノックしかけた手を下げて次の家に向かった。
「…また失敗した」
僕はソンチョさんの家のドアをノックしようとした手を下げた。昨日、この手でソンチョさんを埋葬したはずなのに、もしかすると僕の中では彼らはまだ生きていて僕は現実を受け止められていないのかもしれない。
「まさかね」
習慣のせいだと一人納得して次に向かった。
次に宿舎。ワールさんとレノさんとイケさんとキョウさんのところだ。この四人は、すでに作業着に着替え掘る道具を持って集まり御飯が来るのを待っていた。
「ワールさん、レノさん、イケさん、キョウさんおはようございます」
「「「「おはよう」」」」
やっぱり皆も元気が無かった。あれ?皆と比べて比較的平気な僕ってちょっと異常なのかな?
「今日も埋まった出入口を掘るんですか?」
「
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