なくしたイルカ
[2/2]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
颯介「…うんっ!!」
颯介は泣いている汐を抱き締める、自分は愛する愛娘にこんなになる迄我慢させていたとは知らなかったのだ
颯介「(此れからはこの子が…泣かなくても言いように振る舞いながら生きていく)」
颯介はそう心に誓った
颯介「…なぁ、汐…ママの話、聞きたいか?…」
汐「…うん…」
颯介は帰り道で汐にそう聞くと汐と手を繋ぎながら話を続ける
颯介「…そうだなぁ…ママはな何時だって強がりな奴だった…」
颯介「…体が小さいのにずっとパパの事ばっか気にしている様な奴だった…
」
颯介「…最初会った時も小さいのにプライドだけは一人前でパパを引っ張ってくれて、それで…ママは…」
颯介はこれ迄のレミリアとの日々を思い浮かぶ、レミリアが自分に笑いかけてくれた時や元気付けてくれた時やそれを思い出すと涙が出でくる
颯介「…レミリア…レミリア…レミリア…」
言う度に涙が溢れてくる…颯介は愛する物を失った事を改めてじっかんしたのだ、すると汐が泣いていることに気付く
颯介「…何だよ…お前まで…ごめんな、ちょっとママの事を思い出してたんだ…」
颯介「…よし、じゃあ話の続きだ…」
レミリア、やっと見つけたよ…見つけたんだ。俺にしか護れないもの俺にしか護れない欠けがえのないもの、それは――此処にあった
汐と仲を取り戻した颯介、創太はある人物と出会う
次回 普通の魔法使い対全神
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ