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ファンタシースターオンライン2 蒼穹の剣士
第十話 無様な敗北、砕かれたプライド、消えたカリスマ性
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もなく強いな…」
カリーナ「し、心配なんていらないかもね…」
ユウリ「ジルさん凄いです!ね?クルルちゃん」
クルル「うん!ユウリちゃんの言う通り凄く強いね!」
リン「ジルさん…素敵…」
エルシア「ジル君…かっこいいー!」
由花里「ああ…また貴方に惚れてしまいましたわ…」
アルト「ざまあみろ!この唐変木!!」
アテナ「…ジル、こてんぱんにやっちゃえ…」


ルシードは完全にプライドがズタボロになっておりもはや先程の威圧的な態度も出なくなっていた
ルシード「うおおおおおおおおっ!!この私が!!このルシード・フォン・アドラステアがっ!!こんな下級家系の当主ごときに負けてたまるかぁっ!」

怒りに身を任せ、ルシードは再び鋭い突きを放った
ジルベール「ふん、甘いな…」

ジルベールはその突きを受け流して、ルシードの懐に入った
ルシード「なっ!?」


ジルベール「ナハト流・燕返!」
そして抜刀一閃、強烈な一撃を与えた

ルシード「ぐあああああああっ!」

吹き飛ばされたルシードはこれまた無様に地面を転がっていた
砂と埃にまみれたその姿はもはや麗雄という言葉は似合わない…

ルシード「お、おのれ…こんな恥辱…生まれて初めてだ…」
ジルベール「ふん、それはよかったな…」
ルシード「な、なんだと!貴様ァ!」
ジルベール「お前に足りないものが、今埋まったぜ」
ルシード「何?」
ジルベール「それはな、敗北だ…お前は敗北を知らない、故に自分の力を過信してしまう…だから力の差を見謝ってこんな辱しめを受けるんだよ」
ルシード「ぐっ…ぐぬぬ…」

ルシードはこの上ない辱しめを受けていた
彼のプライドのお陰で、ジルベールの言葉が精神的なダメージを発生させているのだ


ジルベール「これに懲りたらこの敗北をいか…」
ルシード「ふざけるなあぁぁぁぁぁぁ!!」

この言葉にキレたルシード
ルシード「この私がっ!いつ、いつ負けたと言う!貴様ぁっ!この私をここまでこけにしおって、さらに説教か!!下級家系の底辺が、場をわきまえろ!」
ジルベール「…」
ジルベールはさらに軽蔑の籠った目でルシードを見下ろした
ルシード「私にはまだ残っているものはある!それは…このカリスマ性だ!私のような美男子に応援してくれる女性は数知れない!!そうだろ?お前たち!」
しかし後ろの女子達の声援はなかった
それどころかかなりドン引きして、ルシード軽蔑している
ルシード「な、何故?どうして…」
ジルベール「ふん、取り巻きもお前に愛想を尽かしたようだな」

ジルベールは鼻で笑いながら言った

そしてルシードは
ルシード「貴様ァ!!プライド、勝利に続いて、この私のカリスマ性まで奪うのか!!」

ジルベー
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