第十話 無様な敗北、砕かれたプライド、消えたカリスマ性
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ルシード「さあ、ゴミ虫は消えた!さあ、エルシア嬢、私の妻となろう」
そう言ってエルシアに近づこうとするルシード
カリーナ「待ちなさいよ!こんなに嫌がってるのにあんたわからないの?この鈍感男の唐変木!!」
ユウリ「嫌がってるのに近づくなんて…最低です」
クルル「勝手な妄想で判断しないで下さい!」
リン「女心もわからない男なんて、最低よ!」
由花里「その通りですわ!こんな男なんて、最低の中の最低ですわ!ストーカーより質が悪いですわ!」
アルト「最低過ぎて人でなしね」
アテナ「…目も合わせたくない…」
と女子達の総攻撃、普通なら精神的に大ダメージなのだがこの男は違う
ルシード「馬鹿め、わからんのか?エルシア嬢は素直じゃないのだ、ただこの私と一緒になれることに恥ずかしがってるだけだ」
お前が馬鹿だろ…というツッコミが聞こえてきそうな言葉に全員呆れていた
とここで
アーシア「ねぇ、にぃにほっといてだいじょうぶ?」
ルシード「何?」
アーシアがルシードに突然言った
アーシアに続いてリシアも
リシア「そうそう、さっきからお兄ちゃんの事放っといているからさ大丈夫かなーなんて」
そう言われたがルシードは
ルシード「フハハハハハハッ!やはりゴミ虫の妹も同じだな!先程の見ただろ?私の星光魔法剣方陣演舞を出した瞬間、勝利はもうすでに決まったと同然、煙で見えないがナハトはもう倒れている、無様にな」
高笑いしながらアーシア達を馬鹿にしたルシード…
アクア「ふーん、じゃあ後ろの少年だぁーれ?」
ルシード「何?…!?」
ジルベール「余興は終わりか?」
ルシードが後ろを振り返ったそこに
なんと無傷のジルベールがいたのだ
エルシア「え…ジル君!?」
由花里「よかった…生きていましたわ」
ルシードは狼狽えていた
ルシード「ば、馬鹿な…私の星光魔法剣方陣演舞を受けて無傷な訳がない!」
ジルベール「受けた?ははっ…」
ルシード「な、なにが可笑しい」
ジルベールは不敵な笑顔で言った
ジルベール「悪いが、俺は全部避けたぞ」
ルシード「な、なんだとぉぉぉぉっ!!」
ルシードは目を見開いて、後退りした
無理もない、最強奥義を受けて無傷のジルベールがいるのだから
ジルベール「ナハト流・空極流舞(くうきょくりゅうぶ)…お前が俺に攻撃した時、既に発動していた、これは空気の流れや乱れを気で感じ取り、死角からの攻撃を避けることもできる…つまりお前の星光魔法剣方陣演舞はもう見切ったと言うことだ」
その技の説明を聞いたキース達は驚きで開いた口がふさがらなかった
キース「ははっ…あいつはとんで
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