第十話 無様な敗北、砕かれたプライド、消えたカリスマ性
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ってきた
ルシード「天に貰いし光の刃よ!無数の光剣となりて、仇なすものを討ち取れ!」
そしてルシードのレイピアが白い光の大きな剣になり
ルシード「見よ!!星光魔法剣方陣演舞(せいこうまほうけんほうじんえんぶ)!!」
ルシードが言うと剣に纏っていた光が上空に放たれ、無数の魔方陣が生まれた
その魔方陣から光の剣が召喚され、その数は数え切れない程であった
それを見ていたキース達は
クルル「ひええっ!!な、何あれ!?」
ユウリ「テクニック!?いや…PA?」
カリーナ「な、なんかヤバそう…」
リン「あんなの一斉に来たら…」
アテナ「…全部避けるのは…無理…」
アルト「出た…ルシードの最強奥義…」
キース「最強奥義だぁ!?」
由花里「星光魔法剣方陣演舞…光のフォトンによって無数の光の剣を生み出し、攻撃する…ルシードの最強の奥義ですわ」
エルシア「じ、ジル君…」
アクア「大丈夫!心配しさんな!」
と後ろから聞き覚えのある声
「「「「せ、先生!?」」」」
そういつの間にかジルベールの姉、アクアがいたのだ
その両側に妹であるリシアとアーシアもいる
由花里「あの…心配しさんなって、どういう意味ですか?」
そう疑問思った由花里は聞いたら
アクア「見てればわかる」
そう言われてキース達は再び戦いに目を向けた
ルシード「どうだ?ナハトよ!私の星光魔法剣方陣演舞は!この奥義から逃げられた者はいない、敗北を覚悟するんだな」
ジルベール「…」
ジルベールは内心どう避けるか模索していた
剣で斬り防ぐか、避けるか、そう考えていたが…どちらも危険である
斬り防ぐにしても一斉に襲いかかって来るので流石に全方位の攻撃を防ぐ事は出来ない
避けるにしても何発か食らってしまうだろう
ジルベール(だとするなら…あれしかないか…)
ジルベールは深呼吸をして、精神統一を始めた
ルシード「ふん、今更精神統一などして何になる?さあ!」
ルシードが掲げていた剣を降り下ろした
ルシード「滅せよ!」
一斉に襲いかかって来た光の剣にジルベールは避けるそぶりを見せなかった
そして幾千の光の剣が炸裂し、ジルベールの周囲に爆煙を巻き起こした
その様子を見たキース達は
キース「おいおい…嘘だろ?」
カリーナ「どうして…避けないのよ…」
ユウリ「はわわ…ジルさんが…やられた…」
クルル「あんなに強いジルさんが…そんな…」
由花里「そんな…ジル様ぁっ!」
アルト「え…うそ…冗談よね?」
アテナ「…そんな…どうして…」
リン「ジルさん…」
エルシア「ジル君…そんな…いや…」
誰もが絶望していた
あのジルベールが負けたと…
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