9話(改正)
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切ろうとしますが、アームで防がれます。
「固いですね。」
「当然だよ。ゲシュペンストを解析したデータで作った装甲だからそう簡単には切れないよ。」
「そのようですね。」
ジェイルと言葉を交わした後にガジェットが動き出します。
反対のアームで殴り掛かってきました。
それを躱して、アームの付け根を狙い剣を振るいますが、今度は機体を捻り躱します。
(やけに動きがいいですね。それに、さっきのガジェットと違いパワーもありますし、厄介ですね。)
そんな思考をしながら動き続けます。
互いに攻撃を躱すか、防ぐかしながら状況を見ていたのですがだんだんとガジェットの動きが良くなり、そんな余裕もなくなっていきます。
(まさか、この機体成長しっていっているというのですか。)
そう思考しながら、ガジェットが突っ込んできたので頭を蹴り距離を取ります。
そうするとガジェットの動きが停止します。
「ジェイル。このガジェット成長していますね。」
「そのとうりだよ。そのガジェットには、電子頭脳が使われており、あらゆる情報を取り込み蓄積していくことにより成長していく事を考えて制作した。私の自慢の作品だよ。」
「高性能電子頭脳を解析して作ったんですか。」
「そうだね。あれを元にして作り出した。では、紹介しよう統率型シナプスだよ。」
「統率型ですか。解析する物があれほどあるのに良く時間が取れましたね。」
「まぁね。あの電脳を殆ど流用したんだよ。それに、ボディもガジェットを改造したからそれ程時間は掛からなかたしね。私の作り上げた人工知能AIを統括し、運用することがこの子の製作目的だよ。君もアーニャも指揮官にあまり向いていないみたいだからね。だからと言って、AIだけでは、臨機応変な対応は取れないだろうからね。」
「本音はどうなんですか。」
「もちろん、あの電脳を見て作りたくなったからに決まっているじゃないか。」
「そうですか。十分データは取れたでしょう。これくらいにしませんか。」
「肝心なデータが取れていないよ。」
「どんなですか。」
「もちろん、統率型なのに指揮のデータを取らないといけないだろう。それに私はこの子の成長が楽しみでね。」
「もしかして、やるんですか。」
いい笑顔でジェイルは、
「もちろんだよ。」
と言い5体の同じタイプのガジェットを実験室のドアが開き中に入ってきます。
「いきなり、5体ですか。こっちの身にもなってください。」
開戦の狼煙は5体のガジェットからのビームだった。
こちらは、躱すことが出来ずにフィールドで受け止める事が何とか出来たが、指揮を執っているシナプスは後方に下がり、5体は前に出てきました。
私の後方に2体、左右に1体ずつ、前方に1体とい
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