暁 〜小説投稿サイト〜
IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
【第363話】
[1/5]
[8]
前話
前書き
[1]
次
最後
[2]
次話
次の日の火曜日、時間は午後四時を少し回った辺り。
今日の授業は午前中の一時間目がISに関する機能や能力等の復習(時折一学期に習った事のお復習を兼ねるらしい)、二時間目は珍しく格闘術の訓練(IS操縦者には生身の戦闘術も必要だとか)or射撃訓練(実銃を使って)の選択制で射撃訓練を選択して訓練を行ったが……これ、高校の授業なのだろうか?
……まあ、今更な気もしなくはないが。
三時間目と四時間目、午後を跨いで五時間目と六時間目迄ISによる実習訓練で午前は近接戦闘訓練(主に接近戦用の武装を用いた模擬形式)を行い、午後はそれを入れた本格的な戦闘訓練と、スポーツとはとても思えない授業内容を行った。
因みに明日は朝から体育――男子以外皆がブルマになるという女尊男卑は一体何処へやらと言いたくなってしまうが……。
――まあ今更言っても仕方ないが……プール授業も、スク水なこの学園何だし。
それはさておき、現在第三アリーナ第二ピットにて入念に身体を柔軟している俺、昨日ラウラと模擬戦の約束をしていたのでその為に今ここに居る。
因みにだが、篠ノ之と美春も第二アリーナにて現在模擬戦の真っ最中だとか、美冬からのチャネル通信でさっき連絡が来た。
……あんなキスをしたのに、他の人がいる前だといつもの美冬に戻る辺り、凄まじく女優の才能がある気がするのは気のせいだろうか?
後、案の定だが理央と鈴音の二人は俺を見ただけで顔を真っ赤にして若干言葉が詰まったりしていた――。
それでも、やっぱり昼までには二人とも俺に対する応対がいつものようになっていったからあまり気にしなくて良くなったが。
「ん……柔軟終わりっと。 そろそろIS展開して模擬戦開始するかな。 ラウラもアリーナの真ん中で待ってるし」
独り言がピット内に反響する中、光の粒子が身体全体を包み込み、一瞬目映い閃光を放つとその身にはISを纏い、僅かに身体が浮き上がり、妙な浮遊感に気持ちが少し落ち着かなかったため直ぐに着地した。
『主君、機体の不具合等は無いようだ。 今日の模擬戦の戦果、期待します』
『戦果って……つまりラウラに勝てって事か?』
『うむ。 常勝無敗――とまではいかなくても、やはり何か得るものがあれば主君にとって利はあると私は思うのだが……。 負けて得るものもあれば、勝って得るものもあるのだ。 主君、頑張るのだ!』
常勝無敗って――結構負けてる俺なのに……とはいえ、前に一度勝って以来勝ててないからそろそろ一勝勝ち取りたい所だが……。
『……そうだな、何とかやってみるさ、これがな』
そう返事をすると、脚部をカタパルトに接続――と共に、ハイパーセンサーにシグナルが点り、右前方にあるシグ
[8]
前話
前書き
[1]
次
最後
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ