第三章 孤独だった者たち 〜海鳴 闇の書事件〜
第一話 再開の魔導士
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俺は結界を力任せに通り抜け、見えていたなのはの元に駆けていった
<蒐集>
赤い服を着た少女の傍らに浮く本がそういった瞬間、なのはが苦しみだしてリンカーコアが摘出された
「やらせるかあああああああああああ」
「え?.....っ!アイゼン!!」
<パンツァーヒンダネス>
<ディバインストライク>
魔力をかなり込めた一撃をふるう。バリアタイプの障壁に阻まれたが、それでも衝撃が相手を襲い吹き飛ばした
<蒐集 中止>
それと同時に本も消え、なのはのリンカーコアは体内へと戻っていった
「蒼炎くん....なの?」
なのはが弱々しい声で聞いてくる。見てみるとレイジングハートは二つに折れ、なのは自体もバリアジャケットが無くなっていた
「ああ。遅くなってごめん」
ーーただいま
その言葉が出てくる前に魔力を感じたため応戦を余儀なくされた
「くそったれ!そいつの仲間か!」
<ソニックカノン>
どうやら向かってくるのは追尾式の鉄球弾
「ファイア!」
それらすべてをソニックカノンで相殺する
「仲間か....そうだな。悪いがなのははやらせない」
「それならおめえも倒すまでだ!」
こっちに向かって突進してくる。あいては見るからにクロスレンジタイプ。本来ならミドルかロングで戦うべきだ
だがその前にやることがある
「風よ、吹き荒れろ!」
一瞬でいいんだ、頼む!
そう念じたら小精霊達がこたえてくれたのか、吹き荒れ敵が吹っ飛んだ
「ありがとう、今のうちに」
なのはの方を向く。四方安全確保
「四方に四大。これをもって世界を表す」
ーーみんな、頼むぜ
「彼の者を守る盾を。すべてから守り、癒しをあたえる場所を。四大防壁!!」
((((了解!!!))))
なのはの下に魔法陣が現れる
それはミッド式とは違い円の外側、東西南北の方にも一つずつ円があり、それらと真ん中の円が線でつながっている形をしていた
「これは....」
「癒しと守りの盾。ここで待っててくれ、ここをのりきったらすべて話すよ」
「絶対だよ?」
「おう」
なのはに背を向け、吹き飛んでいった敵を追う
「なんだおまえ。そこまで強い魔力は感じられねぇのに....」
「悪いが魔力だけがすべてじゃないんでね」
俺がミドルレンジに入る頃にはもう体制を立て直していた
「それよりそっちこそ何もんだ。相当場慣れしているように見えるが?」
「.....鉄槌の騎士、ヴィータだ」
これには予想外、名乗りを上げてきた。しかも迷いがない。こりゃあすこしはやるかもな
「......どういうべきか。一応魔導
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