第九話 風の力その十三
[2/2]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
た。
「あれは北斗七星の紋章ね」
「北斗七星ってあの」
「ええ、大熊座のね」
ギリシア神話からだった、菖蒲は菊に答えた。
「あの七つの星よ」
「そうよね、その星の一つの」
その星はというと。
「メグレズよ」
「その星の紋章なの」
「ええ、あれはね」
まさにそれだというのだ。
「それが出るなんて」
「力を使って怪人を倒したけれど」
裕香はこのことから言った。
「それに関係しているのかしら」
「そうかも知れないわね」
こう話すのだった。
「その辺りもわからないわね」
「また謎が出て来たな」
薊はこう考えて少し顔を顰めさせて述べた。
「今度は紋章かよ」
「それに北斗七星ね」
「何だろうな、これって」
新たな謎が出て来たことにいぶかしむ少女達だった、だが今の桜の蹴りでだった。
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ