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魔法科高校の有能な劣等生
奇襲成功

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達也が作った作戦は作戦と言うにはまた違う物だっだ。
まず俺とエリカが突っ込み隙を付き戦闘不能にさせる。
そして残った奴等を達也と深雪が奥に潜んでいるテロリスト共を一網打尽に
これを作戦とは言いにくいがこれが一番の策とは思うのでこれを無理矢理に作戦と思い込む。

「無月君、準備いい?」

エリカは準備が終わったのか聞いて来る。
先に不意打ちが失敗すればその後の達也と深雪にも迷惑が掛かる。
それを考えての準備がいい?だろう。

「問題無い。
後、俺の事は普通に無月でいいぜ?」

「そ、分かった。
じゃあ、無月って呼ぶね。」

無月も肩に掛けていたCADを手に持ちいつでも使える様にする。
移動系の魔法は使えないが、そこはおそらく達也も考えての奇襲だろう。

「二人とも準備はいいか?」

「いつでもいい。」

それを聞いたエリカもニコッと笑い準備完了の合図を示す。

「よし、ならミッションスタートだ。」

その言葉を聞いた瞬間、エリカは動いた。
勢い良くジャンプし加速する。

自己加速術式
足元で魔法の起動式が展開され魔法が発動される。
エリカは自己加速術式により速くなった身で達也の示していたテロリストの座標に突っ走る。

「誰だ、お前!?」

それはテロリストの1人かと思われる人物の声だった。
それは急に現れたエリカに銃を向け弾丸を放とうとするがエリカはそれをギリギリで交わし攻撃をする。
手に持っていた棒の様なCADでテロリストの腹を打つ。
それだけでテロリストは倒れ気絶する。

「どうよ!
一丁上がり!」

エリカは満足そうにその場で笑い出す。
が、この場にはまだテロリストが潜んでいる。
それを知っていたてこうも笑っていられるのだからエリカという少女は相当気の強い女の子と言える。

そこで無月も動く。
起動式を展開、魔法グラビティ
無月の身体から黒いサイオンの光が放たれ、それを纏うようにして無月に纏付く。
そして頭の中にこの一体の地図を思い描き
テロリストが要ると推測される場所を重点的に狙う。
それで、終った。

「エリカ、行こう。」

無月は先に歩き出す。
何事も無かったようにして無言で、

「ちょっと待て、まだテロリストが潜んでいるんじゃ?」

「それなら問題無い。」

「?」

エリカは無月の言った言葉が理解出来ないのか?情態に陥る。
これは訳を話した方が良さそうだ。
そう判断し無月は理由を説明する。

「もう、俺の魔法でテロリストは身動きは出来ないから安心してくれていい。」

「魔法で?」

「ああ、俺の魔法グラビティで、な、」



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