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転生とらぶる
コードギアスR2
0635話
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消滅させる。そしてファクトスフィアの内蔵されている頭部を破壊された影響で何らかの不具合が出てコントロールが出来なくなったのだろう。そのまま地上へと落下していく

「グレイプニルの糸、起動!」

 そんなトリスタンを横目に、墜落していくモルドレッドとの距離を縮めて右の前方ヒュドラ先端からグレイプニルの糸を生成、モルドレッドを雁字搦めにして身動き出来なくする。

『アーニャ!?』

 ジノにアーニャ。ナイトオブラウンズの2人が相次いで倒された事に動揺したのだろう。ファントムに追われていたランスロットの動きが一瞬乱れ、次の瞬間には正面から放たれたビームをブレイズ・ルミナスで防いだものの、背後に回り込んだファントムが放ったビームによってランスロットの右足が吹き飛ぶ。同時に……
 轟っ!
 そんな音を立てつつ、シロガネから放たれた重力波砲が軽アヴァロン級を薙ぎ払うようにして3隻を纏めて撃墜する。
 これが、この戦闘における決定的な一撃となった。
 トリニティゲインは五大剣を使って軽アヴァロン級へと斬りかかっており、エキドナのヴァイサーガはそのフォローを行っている。
 メギロートはグロースターやサザーランドへと襲い掛かり、その性能を存分に発揮しつつ数も含めて鎧袖一触とばかりにブリタニア軍を圧倒していた。更にフロートユニットを詰んでいるKMFに関しても横腹からシャドウに襲い掛かられて全機が地上へと叩き落とされ、そこにメギロートが襲い掛かってガン・ルゥ諸共に撃破されている。
 コーネリアが戦力の過剰投入を嫌ったのか、フロートユニット付きのKMFを叩き落とした後、メギロートは後方へと下がって指示に徹しているコーネリアの周囲で予備戦力として待機、あるいはシロガネとラピエサージュの護衛としていつでも動けるように周囲を警戒している。
 それ以外の機体は敵の司令部ともいえるアヴァロン級へと攻撃を仕掛けているが、まだ落とせていない。理由としては、出来れば捕らえるようにと命令しただけに撃破しないようにと威力の低い武器を使用している為だ。必死に攻撃を致命的な場所に当てないように、あるいはエネルギーを絞って放たれるビームに、ブレイズ・ルミナスもあってなんとか撃沈は避けているといった状況だ。
 総じて、ブリタニア軍の戦力は既に7〜8割方は壊滅している状況である。本来なら戦力の3割が消耗した時点で全滅となるのだが、今目の前で広がっている光景は文字通りの壊滅に近いといってもいいだろう。

『離して』

 グレイプルの糸で雁字搦めにされ、身動き出来ないモルドレッドからそんな声が聞こえて来るが、聞き流す。同時に、アヴァロンからもこのままではどうにもならないと判断したのだろう。徐々に後方へと下がり、ランスロットもまた地上で格座しているトリスタンを強引に持ち上げて後
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