第二十話 反抗
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は、イナリとお父さんの間に、身体を滑り込ませた。思考が、その状況を呑み込めたとき、胸に鋭い痛みと、熱さを感じた。それは、ゆっくりと広がっていき、身体全体に染み渡る。しかし、私の心に広がったのは、痛さでも、熱さでも、恨みでも、悲しみでもない。ただただ、“イナリへの恋心”だった。
「ごめんね・・・イナリ。大好き・・。」
・・・ずっと、一緒に居たかった。もっと、あなたの傍に寄りたかった。
ごめんね、イナリ・・・世界って“苦しい”ね。
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