十四章 幕間劇
烏と雀×洗濯と腕ならし×新たな恋人
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。頬が赤く染まっているな。照れてるのかな、俺の言葉で喜んでいるのか。
「えへへっ、お姉ちゃんが褒められると、雀も嬉しい!」
「・・・・・」
「ふむふむ。・・・・お兄ちゃん、お姉ちゃんが、今度熊を仕留めてきてご馳走しますって!」
「熊か。この辺りにいるのか。まあ、その銃なら仕留められるな」
「すごーい!お姉ちゃんが熊を仕留めてご馳走するって、最上級のおもてなしだよ!お兄ちゃん、やったね!」
「熊を仕留めてきたら俺が熊を捌いてやるよ。そして一緒に食おうな」
「お姉ちゃんが、『それも楽しみだけど、お兄ちゃんの事とても大切に思ってます』だって」
「・・・・・」
「わーい、雀と一緒!雀もお兄ちゃんの事大切なの!」
雀は嬉しそうにぴょんぴょんと飛び跳ねながら、俺たち二人の周りを回っている」
「・・・・はっ!そうだ!」
まん丸な目をますます大きく丸くして、雀が得意顔で烏の隣にちょこんと立った。
「雀たちを、恋人候補にするのはどうかな!?」
「!」
「マジ?」
いきなりの急展開で驚く。
「雀たち、優良物件だと思うよ!生活力も戦闘力もあるし、若いし可愛いし!鬼をやっつけるのが条件なら、雀たちも当てはまるもん!」
「・・・・・」
がしっと、烏が力一杯雀の肩を掴み、怖い顔で首を横に振る。いつもならここで意気消沈するはずの雀だけど、今回は引く様子はない。
「お姉ちゃん、よく考えて、玉の輿だよ!?お兄ちゃんの恋人になれば、贅沢し放題だよ!?」
「・・・・・」
烏は真剣に悩みこむ。まあ、俺の愛妾になるなら、贅沢し放題かもな。もしも、あちらの世界に行ったときは八咫烏隊全員を保護して黒鮫隊の中に入れると思うし。それに八咫烏隊は銃がなければただの幼女集団だしな。黒鮫隊に編入させないとロリコン野郎に食べられる可能性があるし。
「俺と恋人になる前に二人の気持ちはどうなんだ?」
「大丈夫!お姉ちゃんも雀も、お兄ちゃんの事大好きだから!」
「・・・・(ぽ)」
「まあ、いいか。これからもよろしくな」
「・・・・・」
「うん!お姉ちゃんと雀もよろしくお願いしますだって」
といって、二人の手を握った。握手だけどね。八咫烏隊の烏と雀を愛妾に入れた。城に戻ったあとに船に行ってから部屋にあるパソコンで、恋人候補に烏と雀を入れておいた。あと、洗濯のときに撮った雀の笑顔と烏の赤く染まった顔をデジカメフォルダーに入れておいた。
あと、艦内ニュースとして新たな恋人が増えたことと、烏と雀の写真をアップしたら俺の部屋にロリコン好きの者が集まって来た。とりあえず落ち着けとハリセン一発叩いたらロリコン好きな野郎どもに混じって女性隊員もいたけど。しょう
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