十四章 幕間劇
烏と雀×洗濯と腕ならし×新たな恋人
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!おねーちゃーん、ちょっと失礼しまーす。んっ・・・・よいしょっと。ふう、これでよし!さてと、ちゃちゃーと終わらせるぞー!」
確かこっちに水場があったような気がするな。市に聞いたのと、トレミーからの情報をスマホで見ながら進んでいた。俺は、トレミーでの汚れた水とかを流すために山道を登っている。トイレとかの排泄物は、溜まったらケースごと地面に埋める。ケースは、使い捨てだし自然には良い物を使っている。それに時間が経つとケースがなくなり排泄物は土の中でプランクトンや微生物によって分解され栄養分。つまり肥料になるから安全だ。トレミーから出た汚染水は、今の世は汚れた洗濯物を川で洗うというらしいが、一応新鮮な水を調達するために来たようなもんだ。
「おっ!」
太陽の光に反射している水面が見えた。
「ん?」
どうやら先客がいるようだが、あれは・・・。
「・・・あれ?あれあれー!お兄ちゃーん!わーい!ここ、ここ!雀はここだよー!」
叫ばなくても十分見えるし、それより雀は今なにも着ていない幼女だった。
「もしかして洗濯してるのか?なぜに半裸なんだ」
「んとね、洗濯してたらどうせ濡れるでしょ?それに、一緒に服も洗っちゃいたかったから!」
ふむ。それは一理あるけど、ロリコン好きにとってはいい物を見れたという感じか。俺はロリコン好きではないけど、鞠や烏と雀を見ると、これはアリだなと思ってしまうから。
「そういえば烏は一緒じゃないのか?」
「お姉ちゃん、寝ちゃって起きなかったの。親父まで出したのに、全然起きてくれなかったんだよ」
意味が分からんがとりあえず頷いておこう。
「日が暮れるとお洗濯出来ないでしょ?だから雀がお姉ちゃんの分もしてあげてるんだ」
「そうか。雀は偉いな」
「・・・雀、偉い?」
「うん、偉い、偉い!」
「やったー!お兄ちゃんに褒められちゃった!もっと褒めて、褒めて!」
というが、まあここはもっと褒めておこう。そしたらとてもかわいい笑顔だったのでデジカメで撮った。顔だけだから大丈夫だろう。
「さてと、俺はこっちの方を使わせてもらうよ」
雀より川の源泉であるところに行こうとしたけど。
「お兄ちゃんもお洗濯?」
「いや、違う。俺たちの船は見たことあるよな。そこで使っている使用済みの水をあそこの地面に流してから、新鮮な水を手に入れようとしてた」
「あの船には蓄えることができるんだよね?」
「そうだよ。それに水がないと生活できないからね」
と言って空間から、使用済みの水を地面に向かって放水するのでホースを出した。そして、地面に放水してから数分で空になったと船からの報告があった。そして空間から新鮮な水を吸引するのを出して源泉のとこ
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