十四章 幕間劇
陣中食×新たな恋人
[3/6]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
れを言った張本人は・・・」
「・・・・うぅぅ」
「まったく。相変わらずめんどくさいわねぇ、久遠」
「め、めんどくさくなんかないぞっ!」
「私しかいない時はもっと一真に甘えられるのにね」
「結菜ーっ!」
「別にいいでしょ。ここには身内しかいないんだから。気にする事ないってば」
とひよは、と聞かれたから市がもう家族と変わんないしとか言ってたけど。あと一真隊だし。久遠はうつけどもめとか言っていたが聞こえんは。
「お兄ちゃんも、めんどくさいお姉ちゃんでごめんねー」
「だからめんどくさくなどないっ!」
「こういう所が可愛いから俺は気にしていない」
「ならよかった!だったらまこっちゃんも平気?」
「眞琴は普通にかわいいだろう」
と言ったら、眞琴は赤くなっていたけど。少々落ち着いたら、いきなり眞琴から礼の言葉をもらった。
「何のことだ?」
「以前、兄様がいらっしゃった時に立てて下さった幾つかの策が、鬼との戦いでうまく働いてくれまして」
「そうなんだ」
「そうだよー!おかげで、鬼にもかなり有利に戦いが進められたんだ。ありがとう、お兄ちゃん」
「へぇ。やるじゃない、一真」
「凄いです!一真様」
「鬼に対して有効なことを教えただけだ。凄いのは実行できた近江の皆だと思うが」
あの時は森家と一緒に、鬼退治はしてなかったが。武士は近接戦が主だったので、黒鮫隊と一緒に潰したときに考えたのだし。
「それでも、近江の兵の被害を抑えられたのは事実ですから」
「そうだ。礼はちゃんと受け取っておけ、一真。受け取る側がそれでは、差し出す側の気が済まん」
「とか言われてもな。俺は何もしていない、感謝するならこいつらにしておけ」
と言って、神界から帝釈天と四天王を呼び出した。小谷周辺に、こいつらの分身体を配置し、鬼が来たら聖なる炎で燃やす。小谷城の兵が戦うのなら、神の加護を受けた兵や眞琴たちに与えたのだから。
「この女たちは、どこから現れたんだ。いつの間に一真のところに!」
「久遠たちはその態度何とかならないの?こいつらは帝釈天と四天王である多聞天・持国天・広目天・増長天であるぞ?」
『えええええええええええええええええええええっ!』
ひよ以外の者たちは、驚いたあとに姿勢を正したが、俺は堅苦しいのは無しだと言った。そのあと、帝釈天たちを神界に戻したあとは朝倉家の話になった。
「義景・・・・だったか。そんなに仲がよかったのか」
「はい。織田家に並ぶ、浅井の大恩人です。義輝公から義の一字と、左衛門督の官途を与えられ、一乗谷の発展にも力を尽くしていらっしゃった素晴らしい方でしたし。比叡山にもよく連れて行って頂いて・・・。僕個
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ