十四章 幕間劇
小谷城の仕来り再び
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団で三人寝るつもりか!?」
「あら。前にウチで寝たときは平気だったじゃない」
「あ、あれはだな・・・・っ!」
「大きめのがあるから、それにしとくね」
「市、普通のでいいから。三人で密着して寝るからな」
「りょうかーい!」
「ちょっと、こら、市っ!」
結菜もそうだが、俺もけっこう息が合うのではと思ってしまうけど。久遠は、ため息をついてたが、あのときの久遠は可愛かった。
「大丈夫だろうよ。あの時も寝れたろ?」
「そうそう。久遠なんか、出立前よりも痩せたみたいだし」
そう呟いて結菜が手を伸ばしたのは、久遠のお腹だ。触られたときに驚いた久遠だったが結菜はつまむとお肉がついていないとか。女性に体重はタブーだからな、あえて聞かないけど。
「一真も触ってみたらどう。この辺りとか、もっとお肉ついたほうがいいわよね?」
「ああ、そうだな。ふむ、やはり痩せてるな。もう少しつけたほうがいいぞ」
「一真の言うとおりよ。これからは私もいるから大丈夫だけど、久遠の健康管理だって大事な役目なんだから」
まあ、そうだけど。それに健康管理は、こちらでは体重計や体脂肪などを測る機械があるし。それに具合が悪ければ、保健室に行けばいいしね。医師免許を持っている者がいるから、医療班というのがいるからな。
あと、手術出来る者もいるけどね、でもこの世界では必要ないだろう。昔華佗みたいに針で悪いモノを取り除くんじゃなくて、回復の力で何から何まで治るし。治らないのは、恋の病くらいか。そういうのは、相談をしている。占いの母みたいに、たまにやるんだが。
「そうだ。他の所も痩せてないかどうか、確かめてあげる」
「ちょっ!一真!お前も恋人なら、我を助けろーっ!」
「確かめるなら今だぞー、結菜」
と言って久遠を動けなくした。念力で。
「きゃーっ!」
お風呂に響き渡る久遠の楽しそうな悲鳴も聞きながら、念力を集中させた。
「さてと、俺は久遠を押さえているから存分に久遠を触れ」
言ってから、結菜は久遠の身体を触りまくった。そのあと、ご飯を食べてから寝ることになったが、結菜からキスが始まったのでシたけど。防音と人払いの結界を張ったから、問題なく行為をして久遠にもシてから浄化したあとにくっついて寝た。
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