十四章
越前×現状
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眉根を寄せて言うエーリカさんの姿が、困難を想像させていると思います。ですが、私たちだって軍人であり統率が取れています。これはもう人間対鬼の戦争という感じですね。
「エーリカさん。ザビエルが越前に居る可能性はあるんでしょうか?」
「それは・・・・可能性としては高いと思います。鬼を使役する者は、上級の鬼よりも更に上の位置。ザビエルが越前に入り、指揮をしている可能性は高いと見て間違いないでしょう」
「ここが切所か、か。しかし鬼の力が増した以上、難しい戦いとなるであろうな・・・・」
「久遠様に進言致しますが、それは考え過ぎだと思われます」
「考え過ぎ?」
「確かに鬼が強くなって大変とか、難しいではなく、手の届く場所に倒すべき敵を捉えたと考えた方がよろしいかと。越前に侵攻することはほぼ確定です。ですが、手強くなったというだけで敵はすぐ近くにいます。そう考えたほうが気楽になれるかと」
実際、私たちIS部隊やMS部隊、それにトレミーでのミサイル攻撃や爆撃なのでやるとすぐに終わります。が、それだとこの世界の武将にとっては、嫌味何だと思います。自分の手で、鬼を抹殺し越前はこの目で見てから自分で取り戻すと。眞琴様もそうおっしゃいますでしょう。それに我々の兵器は、あくまでピンチのときや援護が必要のみ出撃します。それにドウターが現れたら我々の出番なのですから。
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