コードギアスR2
0634話
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球に生命の種を産み出した者、幾多もの世界を破壊してきた者、重力を自由に操る蒼き魔神。それらと戦ってきた俺達に……そして俺に、KMFなんていう玩具みたいな機体でどうにか出来ると本気で思っているのか?」
『言ってくれるね。けど……そんな事を言われたら、こっちとしても本気で相手をしたくなるってもんさ!』
鋭く叫ぶや否や、トリスタンが両端がTの字型になっているMVSを取り出して素早くニーズヘッグへと向かって斬りかかってくる。
が……
「甘いな。その程度の攻撃が俺に効果があると思っているのか?」
素早く振り下ろされたMVSの一撃を、ヒュドラのスラスターを使って回避しつつ、頭部のビームバルカンを発射する。
『うわっ、へぇ……思ったよりも反応速度が早いな。この辺はさすがに異世界人ってところなのかな?』
「この程度で反応速度が早い、ねぇ。まぁ、この世界の者にしてみればそうかもしれないが……なっ!」
ビームバルカンを回避して背後に飛び退ったトリスタン。そのトリスタンを目隠しにして距離を縮めてきたランスロットが姿を現すや否や、ヴァリスの銃口をこちらへと向け……ニーズヘッグを機動性だけの機体と思われても困るな。
「来い、受け止めてやる」
『その自信が命取りです!』
その言葉と共に放たれた弾丸が瞬時にニーズヘッグへと向かい……着弾と爆発を周囲へともたらす。
『やった!? これで……』
爆煙の向こうでスザクの期待するような声が聞こえて来るが……その爆煙が消え去った時、空中に浮かんでいたのは傷1つ無いニーズヘッグだった。
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