コードギアスR2
0634話
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は? それこそ、アクセルさん達には魔法という技術もあるそうですし』
「へぇ、俺達を異世界の人間だと認めるのか? 公式的にブリタニアは認めていなかった筈だが?」
『……これ以上の問答は無用です。こちらの要求に従うか従わないか。それだけを答えて下さい』
「都合が悪くなるとそれか。……まぁ、いい。なら率直に行こうか。答えは……Noだ!」
そう告げたその時、T-LINKシステムがこちらへと飛んでくる何かを感じ取る。
咄嗟にニーズヘッグを操作し、後ろへと引かせると次の瞬間には目の前を青い物体が通り過ぎていく。
『スザク、交渉は決裂したんだ。後は戦うのみだろ』
『ジノ! ……しょうがない、全機攻撃開始!』
スザクのその命令と同時に、ブリタニア軍が行動を開始する。
「シャドウミラー全機、同盟国である陽光に侵攻してこようとする奴等に、己の分というものを教えてやれ。嘲笑する虐殺者、ニーズヘッグの名の下に!」
俺の命令と同時に、シャドウミラー隊も動き出す。
「コーネリア、部隊の指揮を頼む。俺はこの3機を相手にするからな」
挑発する意味も込め、意図的にオープンチャンネルでコーネリアへと指示を出す。
「了解した。あまり遊ぶなよ。メギロートは正面から突入、シャドウ各機は後方から援護射撃、メギロートとKMF部隊が戦闘に入ったら横腹からフロートユニットを装備している機体を突け。マリューはシロガネの砲撃で軽アヴァロン級を、特機を使っているムラタとギルフォード、エキドナも軽アヴァロン級の担当だ。それ以外はアヴァロン級に対して攻撃しろ。ただし、アヴァロン級はなるべく損傷を与えずに鹵獲を優先するように」
専用の回線でコーネリアの出している指示を聞きながら、ニーズヘッグを前に出す。
ランスロット、トリスタン、モルドレッドのナイトオブラウンズ3機を相手にして。
『おいおいおいおい、幾ら何でも私達3機を相手に1機でどうにかしようなんて甘いんじゃないの? ナイトオブラウンズの腕を知らないのか?』
『油断するな、ジノ。アクセルさんの腕は僕達に勝るとも劣らない……いや、勝っていると考えた方がいい』
『スザクがそこまで警戒するなんて、初めてね』
ジノ、スザク、アーニャそれぞれの通信を聞いていると、自然の笑みが胸の中から湧き上がってくる。
「くっ、くく……」
『……何かおかしな事でもありましたか?』
「いや、まさかお前達程度の腕で、本気で俺をどうにか出来ると思っているとは思わなかったんでな」
『へぇー、随分と自信過剰じゃないの』
「ジノ、ナイトオブスリーか。残念ながらこれは自信過剰なんてものじゃなく、正当に実力を評価した内容でしかない。俺達シャドウミラーが今までどんな相手を戦ってきたと思っている? 地
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