第二章 魔術師と英霊たちとの邂逅 〜冬木 第五次聖杯戦争〜
思い出の風景を、ここに
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さて、どうなるか
「まあ、やるさ」
答えは簡単。できるできないじゃなく、やるかやらないかだ
「頼む」
さてと、どうしようか
30秒、それは普段ならば短いのだろう
しかし、今このときだけはとても長い時間だ
そもそも、人の身である俺が英雄に挑むこと自体がおかしい
ーーーならば、人であるのをやめろ。そうすれば、あるいは
そう考えた瞬間、俺は動き出していた
ーーリンカーコア起動。魔力をすべて肉体維持に
魔術回路の魔力はそのまま攻撃用に
そしてリンカーコアの魔力は俺の現界ようの魔力に
「運命は我が手の内に...」
心を整える
目をつぶり、そして開いた瞬間目線は少し高くなっていた
ロングコートを羽織り、腰には二振りの剣の鞘がある
運命の魔術師
その姿ならば
「ハッーーー」
桜花・本式ーー
「閃光!!」
一瞬でバーサーカーとの距離を詰め、おもいっきり右手で殴る
そう殴る
サーヴァントは神秘の固まり
それに傷をつけようとするのなら同じ神秘でなければならない
故に先ほどまで蒼炎は武器を使っていた
しかし今の蒼炎は上位世界の姿になっている
すなわち、蒼炎の体も神秘の固まりということだ
従って一時的に蒼炎は、体による攻撃で相手を傷つけることができるーーー!!
「■■■!!」
ふっとびはしないが少し後ろに後ずさる
それを見たアーチャーは行動を開始した
「I am the bone of my sword.」
世界が少しずつ揺らいでいくのが感じられる
「Steel is my body, and fire is my blood.」
揺らぎはさらに大きくなる
その間も蒼炎とバーサーカーは剣を打ち合う
時折イリヤスフィールから魔術が飛んでくるがそれもすべて切る
「I have created over a thousand blades.」
剣がアーチャーの周りに数本現れた。そして刺さった位置から世界が犯されていく
「Unknown to Death. Nor known to Life.」
それは少しずつ、しかし確実に広がっていく
蒼炎は必死に相手の剣をいなしながらダメージを与えようとしていた
その結果、少しずつだが相手の動きが鈍っていく
「Have withstood pain to create many weapons.」
アーチャーは右手を握り、左の肩へともっていく
蒼炎もバーサーカーの隙を突いてどんどんダメージの量を増やしていく
「Yet, those hands wil
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