6話(改正)
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(彼女からは、友達認定は受けていましたが、その反応にしてはおかしいですね。もしかして、彼女は異性として私を意識しているんでしょうか、そうだとすれば、いけません。私は普通の人生を送ることができない、不老長寿になった化物です。私と彼女とでは住む世界が違いますから、そろそろ別れるべきなのかもしれませんが、精神が安定してきてるといってもどこか不安定なところがあるので依存している存在が姿を消して大丈夫なのかが問題でしょう。かといって、このままの生活を続けるのも問題になりますし、八方塞がりですね。)
そんなことを考えている時に彼女が話しかけてきます。
「どうしたの。早く行こ。」
「そうですね行きましょうか。(今は彼女に付き合いましょう、ノエルには既に苦言という形で意見を貰いました。月面基地にジェイルに相談しましょう。)」
そう言って、遊園地に向かうためにリニアレールに向かいました。
リニアレールに乗り1時間ほどして遊園地に着き、入場巻を買い中に入りました。
「どこから行きましょうか。」
「あれ。」
「メリーゴーランドですか。」
「そう。」
「では、行きましょうか。」
そう言って、メリーゴーランドに向かい、券を買ってメリーゴーラウンドに乗ります。
「しっかりと捕まってくださいね。」
「わかった。」
そう言っている間にメリーゴーランドが動き始めます。
「わ〜動いた。」
「楽しいですか。」
「楽しい。本当に。」
「それは良かった。」
「戒がいないといつも私1人。」
「そんなことないでしょう。家族が居るのだしょう。(知ってるくせに白々しいですね、私は。)」
「いるけど、ほとんど会うことがない。」
「仕事の関係ですか。」
「違う二人共妹につっききり。」
「どうしてですか。」
「私より妹のほうが可愛いから。」
「そんなことないでしょう。アーニャも十分可愛いですよ。」
「そんなことない。みんな妹のほうが可愛いていってる。」
(それにしても、妹ですか。ノエルの報告から気にはなっていましたが、原作でもアーニャの両親のことなど語られることがなかったので、よく知らないのですが、妹もいたのでしょうか。それとも、転生者でしょうか。)
そんな会話をしているとメリーゴーランドが止まります。
「終わったみたいなので、別の乗り物に乗りましょうか。」
「うん。次はあれ。」
そう言って、ジェットコースターの方を指にさしました。
「今日は、この前のお詫びなので好きなだけ、アーニャに付き合いますよ。夕方まで好きなだけ乗りましょう。アーニャが満足するまで。」
「ありがとう。」
「では、行きましょうか。」
「うん。」
そうして、ジェットコースターに向かって歩き出しま
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