☆1 朝の散歩
[2/2]
[9]前 最初 [1]後書き [2]次話
ならグレイワースちゃんに言えばいいじゃない」
「答えはもうわかっています」
と、テンとペストが言う
「そうだよね...」
僕はガックリっと肩を下ろす
テンとペストは苦笑している
「じゃあ、帰ろうか」
「うん、帰ろ!」
「はい、帰りましょう」
僕は紫色のポニーテールを揺らしながら走っていった
テンとペストもついてきた
「あっ!リンちゃん、前!危ない!」
「えっ!?前?」
ドンッ!!
僕は何かにぶつかったようだ
グルルルル...
「な、なに」
「森の精霊ですリンさん、ぶつかって怒っているようです」
「襲ってきそう」
グルルルル...ガウ!!
森の精霊が襲ってきた
「行くよ、テン、ペスト!」
「OK!」
「はい!」
テンとペストは僕の手を握った
「狂暴なる風の双子、神さえ滅する双剣よ――――」
風が吹き荒れる
「―――いまここに我が剣となれ!!」
僕は精霊魔装の展開式を紡と同時に、テンとペストは光の粒子となって消滅した。
次の瞬間、僕の手の中に綺麗な形の碧色双剣が出現した。
森の精霊がこっちに向かってジャンプしてきた。
「絶双剣技、二ノ型――――螺旋!!」
僕は足を軸にして螺旋を書くように回転切りをを放つ。
森の精霊は光の粒子になって消滅した
「よし!」
ガサガサ
草むらから六〜七体さっきと同じ精霊が飛び出してきた
「絶双剣技、五ノ型――――旋風乱舞!!」
僕は荒ぶる旋風のように剣を振るう。
「うおおおおお!!!」
精霊たちは次々と光の粒子となって消滅する
☆★☆
「ふ〜疲れた〜」
戦いから数分後、僕は力尽きて倒れていた。
「早くしないと置いてくよ♪」
「そうです、あと30分ぐらいでリンさんの好きなあの人気のパンがなくなります」
「あ、ちょっと待って〜今行く〜」
ガバ!
僕は一瞬で起き上がって、ダッシュでテンとペストの所まで行った
[9]前 最初 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ