暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epos24聖夜に舞え、幸運の追い風・夜天に謳え、祝福の詩〜Ende Von Einer Reise〜
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ゃん!?」

『お前たち・・・!』

「問題ない! はやて、リインフォース。各々がいま成すべきことの為に心血を注いでいる。俺とシャルはこれさ。ナハトヴァールの力を相殺し、みんなに天上の力を超える力を与える。その為の、創世結界。大丈夫だ。しっかり最後まで成す。そうだろ、シャル?」

「もち♪ 一生懸命頑張る乙女には勝利フラグが立つんだよ」

「しかし時には死亡フラグでもある」

「ルシル、シャラップ!」

息がピッタリ合うルシル君とシャルちゃんの様子に胸がチクッと痛む。そんな中でも「頼んだぜ、ルシル!」ヴィータ達は動く。ヴィータの“グラーフアイゼン”のヘッド部分が巨大化。

「この好機は逃がさねぇ!・・・轟天爆砕!・・・ギガントシュラァァァーーーークッ!」

さらに巨大化した“グラーフアイゼン”を振り降ろしたヴィータ。その一撃は騎士の頭を捉えたけど、当たるより早くアルフさんの鎖から逃れた右腕が頭を庇って防御。それでも「あたしとアイゼンの前に壊せねぇもんは・・・ねぇぇーーーー!!」ヴィータの一撃には敵わんくて、右肩からごっそり砕け散った。

「なのは!」

「うんっ、ヴィータちゃん! あっ・・・!」

なのはちゃんが“レイジングハート”をナハトヴァールに向けた時、海の中を潜って来たんかなのはちゃんの足元から赤ちゃんの顔の付いた1本の蔦が飛び出して来た。赤ちゃんの口が大きく開いてなのはちゃんを?み込もうとしたけど、「テートリヒ・シュラーク!」なのはちゃんが呑み込まれるよりも早くヴィータの一撃が顔に入って、力なく海に沈んだ。

「今だッ!」

「うん! エクセリオンバスター・・・フォースバーストッ!」

なのはちゃんが放った4本の砲撃がナハトヴァールに向かってく。対するナハトヴァールはすずかちゃんの拘束を打ち破った左手――狼の3つの頭を砲撃に向けて翳して、負けじと砲撃を3本発射。なのはちゃんとナハトヴァールの砲撃が真っ向から衝突して拮抗、そんで僅かになのはちゃんの砲撃が押され始めた。

「シューット!」

そやけどなのはちゃんの攻撃は続いてた。4本の砲撃の中心、そこにさらに強大な砲撃が発射された。その砲撃は4本の砲撃を呑み込みながら衝突点へ向かって行って、ナハトヴァールの砲撃を押し返した。そんで直撃して大爆発。ナハトヴァールの左腕を肩までごっそり消し飛ばした。
両腕を失くしたアウグスタさんが「クソガキがぁぁぁぁぁ!!!」憤怒の叫びを上げて、ザフィーラの拘束をも粉砕した。自由になった11頭の龍が一斉にわたしらに向けて砲撃を発射しようとしてきたけど。

「砲撃はもう撃たせん!」

――鋼の軛・顎――

海面から突き出した杭と空から降り注がせた杭がまるで噛み付くようにして龍10頭の頭と喉を貫いた
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