暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epos24聖夜に舞え、幸運の追い風・夜天に謳え、祝福の詩〜Ende Von Einer Reise〜
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「そりゃ!」斬撃を放った。さっきは掻き消されたけど、「ぐぅぅぅ!」通用した。尻尾から生える1頭の龍の胴体が絶ち切れて湖に落下、ファサッと無数の羽根になって霧散した。

「みんな聴いてくれ! まずは防御を削る! 出来るだけ奴の体を削るんだ! そうすれば奴を最後まで護る神秘(加護)は弱くなるはずだ!」

――女神の陽光(コード・ソール)――

――女神の宝閃(コード・ゲルセミ)――

そんでルシル君が2つに分けた“エヴェストルム”の先端から蒼い炎と光の砲撃を発射して、亀さんの前脚を撃ち抜いた。それで大きく前のめりに傾き始めたナハトヴァール。

「ザフィーラ、すずかちゃん、アルフちゃん、ユーノ君!」

シャマルが拘束班の名前を呼んだ。ザフィーラ達は頷き合って、さっきと同じ拘束の魔法でナハトヴァールを捕らえてく。さっきは簡単に壊されたけど、「破壊できない!?」アウグスタさんの驚愕が示すように今度は壊れへん。

「よしっ、これなら行けるな! つうわけで、合わせろよ、なのは!」

「あっ・・・! 私の名前、ちゃんと呼んでくれたね、ヴィータちゃんっ♪」

「ええい、今はそんなことどうでもいいだろ! 出来んのか、出来ねぇのか、どっちだ!?」

「にゃはは。もちろん出来るよっ♪」

ヴィータとなのはちゃんが仲良く空を翔ける。家族として、友達として嬉しい光景や。それを壊すんは「鬱陶しい!」アウグスタさん。亀さんの頭が甲羅の中に引っ込んで行って、別の「また変なのが!」出て来た。赤ちゃんの頭部のような石像が先端に付いてる植物の蔦のような胴体が8本。それらがヴィータとなのはちゃんへ向かってく。

七元徳の正義(ユスティジア)!? なのは、ヴィータ!」

「大丈夫だよ、シャルちゃん!・・・えっと、ごめんね。アクセルシューター・バニシングシフト!」

なのはちゃんが放った8発の魔力弾が赤ちゃんの顔に直撃。なのはちゃんの攻撃でもちゃんと通用してよろめかせた。

「墜ちなさい!」

――ブルーティガードルヒ――

「っ! レイジングハート!」

――アクセルシューター――

短剣型の高速射撃魔法を40発ほど一斉発射したアウグスタさん。なのはちゃんの弾幕で数を10発くらいは相殺できたけど、残り30発はそのまま2人に向かって行く。アカン、当たる、って思うたとき。

――舞い降るは(コード)汝の煌閃(マカティエル)――

わたしの頭上から降り注いで行った蒼い光の何十本ってゆう槍が、ヴィータとなのはちゃんに迫ってた攻撃を全弾撃ち壊した。隣に居るルシル君が「行け、ヴィータ、なのは!」って青い顔して叫んだ。見ればシャルちゃんも青い顔してる。2人して無茶――とゆうより無理してる。

「ルシル君、シャルち
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