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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epos24聖夜に舞え、幸運の追い風・夜天に謳え、祝福の詩〜Ende Von Einer Reise〜
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ド》!」
「うわぁ。あの薔薇って
七美徳の救恤
(
リベラリタス
)
じゃん、懐かしい・・・!」
ルシル君とシャルちゃんが別方向の感情で名前を呼んだ。そんで「リベラリタスは私が殺る! 因縁あるしね」シャルちゃんがそう言って薔薇に向かって飛んで行って、「じゃあ、フォルティトゥードは俺だな。フェイト、頼む!」ルシル君はフェイトちゃんに協力要請。
「あ、うんっ! じゃあ、私が左腕を!」
「任せた。俺が右腕を落とす!」
――
知らしめよ
(
コード
)
、
汝の忠誠
(
アブディエル
)
――
フェイトちゃんは放電してる“バルディッシュ”を携えて左肩から生える龍へ向かって飛んで、ルシル君は両剣形態の“エヴェストルム”に5mほどの魔力の刃を付加。フェイトちゃんの向かう龍の口からは直径4mほどの炎球が連続で6発と放たれて、ルシル君の向かう龍の口からは火炎砲撃が放たれた。
「撃ち貫け、雷神! ジェット・・・!」
「終わりだッ!」
フェイトちゃんの“バルディッシュ”は火炎弾を斬り裂いた。そして真っ直ぐに左肩口に向かってくけど、龍が真っ向から刃に噛み付いて防いでしもうた。そやけど「ザンバァァァァーーーーッ!」フェイトちゃんの一撃は止まることを知らへん。左の龍を横に真っ二つにして肩から斬り落とした。ルシル君の“エヴェストルム”は、右の龍を肩から斬り落とした上で縦に真っ二つに斬り裂いた。
「リベラリタス! 召喚早々、消えてもらうから!」
首から生えてる薔薇が開いて、その中から緑色した女性の上半身が出て来た。シャルちゃんは“キルシュブリューテ”の刀身に炎を噴き上がらせて、「また貴様か!」ってシャルちゃんに向かって敵意を剥きだしにしてるリベラリタスに向かって「ごめんね〜♪」謝った。
「
大炎牙
(
ケーニギン
)
・・・!」
曲線を描く炎の砲撃が刀身から8本と放たれて、薔薇に引火。リベラリタスは「またこの魔道・・・!」って慌てて両手や燃えてない花弁で扇いで消火しようとするけど、シャルちゃんは間髪入れずに“キルシュブリューテ”を十字に振って、炎の斬撃を十字型に放った。さらに×十字型に振るって炎の斬撃を放つ。
消えかけてた炎が再燃して、さらに斬られたことでリベラリタスは弱々しく萎れ始めた。ちょう可哀想に思えてしまうほどに一方的にして圧倒的。それが今のシャルちゃんやった。
「
焼覇煉謳刃
(
ニーダーブレンネン
)
!!」
シャルちゃんは最後に突きをして、刀身の炎が槍のようになって放たれてリベラリタスを貫いた。それで終わりや。首から生えてた薔薇が一瞬にして炭化、ボロボロに崩れ去ってしもうた。
「こんな、こんな無様が、天上の力・・は、これほどまでに弱い、もの、なの・・・?」
アウグスタさんがぐったり項垂れながらブツブツ呟く。次の
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