暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epos23聖夜に生まれし遥かなる夜天の王〜Meister des Nachthimmels〜
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み付き攻撃を回避して、間髪入れずに“バルディッシュ”を振るって首を落とす。そしてなのはが「エクセリオンバスターッ!!」アウグスタに向けて砲撃を発射。

「せい!」

そんななのはの砲撃を裏拳で弾き逸らして、放射体勢のままで居るなのはへ向かって突進。私が助けるよりも早く「どっっせぇぇーーーい!」アルフが急降下して来て、「あぐっ!?」アウグスタの頭を両足で思いっきり踏みつけた。
アウグスタは空に留まることが出来ずに海に落下、派手に水飛沫を上げた。でもすぐに「獣風情がぁぁぁぁッ! 王の頭を足蹴にするとは何事かぁぁぁぁーーーーッッ!!」海から水柱を上げながら飛び出して来たアウグスタ。

「そっくりそのまま返すわ。妄執・執念の塊風情が・・・はやて達から笑顔を奪うな!!」

――光牙裂境刃(ツェアライセン)――

真紅の魔力を纏う“キルシュブリューテ”をアウグスタへ向けて横薙ぎに一閃したシャル。その一撃もまたアウグスタの防御を貫いて、「うぐふっ!?」お腹に直撃させた。体を折るアウグスタにさらに打ち上げの一撃を当てた後、私たちに向かって「トドメ! もちろん、全力全開で!!」って叫んだ。

「フェイトちゃん!」

「なのは!」

私となのはのコンビネーション魔法をスタンバイ。横に並んで、私たち2人の魔法陣が重なり合った大きな魔法陣を足元に展開。私たちの魔法に巻き込まれないように、そしてシャルの邪魔にならないようにアルフ達が避難するのを確認。

「N&F中距離殲滅魔法!」

「ブラストカラミティ!!」

なのはの魔力スフィアと私のプラズマスフィアを周囲に計20基展開。その間にもシャルが単独でアウグスタを“キルシュブリューテ”でタコ殴りにしていた。シャルの攻撃は面白いほどにアウグスタの絶対って思われていた防御を突破していて、「なんなのよ、あなたは!!」アウグスタをとうとう本気で焦り始めさせていた。

「「ファイアァァァァーーーーーーーッッッ!!!」」

私はザンバーフォームでの砲撃魔法プラズマザンバー、あとプラズマバレットを、なのははストライクスターズを同時発射。交わり合う私たちの砲撃が、シャルにボコボコにされていたアウグスタを捉え着弾、間髪入れずに魔力弾が殺到していく。ギリギリで避けたシャルが私となのはの元に飛んで来た。

「うわお♪ すっごぉ〜いっ♪」

そう言って私たちの間に入って肩に腕を回した。そこにアルフ達も合流。さっきまでアウグスタの居た空を見上げる。今の魔法の直撃を受けたアウグスタの姿は見えない。心配なのは、アウグスタの体ははやてのものだということだ。もしかしてやり過ぎてはやてごと?って思ってしまう。みんなもそのようで不安げに空や海と視線を移す。

「ルシル君の話だと、魔力ダメージを与えてアウグス
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