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ペルなの
7.手合わせ(中)
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テップを終える迄に届かせる事は出来なかった。

バックステップを無傷で成功させた代償に薙刀を失った彼女はホルダーから素早く召喚器を抜き、こめかみに銃口を向ける。

ただ彼女以外は召喚器の機能を知らず、隊長勢は発射機構の無いモデルガンだと思っていたし、見て直ぐ様反応出来る他の人達は突如彼女が銃をこめかみに当てたのを怪訝に思ったり、自殺でも図るんじゃないかと慌てたりした。

シグナムは先程のミスの反省を後回しにし、彼女のシグナムには分からない行動も何かしら意味のある行動と判断し、直ぐ様彼女へ追撃をする。

先程よりも速く迫り来るレヴァンティンを他所に、彼女は呟き引き金を引いた。
「ミックスレイド。ジャックランタン、ジャックフロスト───『ジャックブラザーズ』───!」





その場に居た、中継を見ていた人全員が一斉にコケた。





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