ザク襲来!!
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MSを奪った後の士郎の活動は極めて単純だった。
基本的にはハロと交流をする、寝る、食事、シミュレーターで訓練で一日を過ごしていたのだが、時折外敵がやってきたりするので迎撃したりすることもあった
それに、盗んだザクTはあくまで試作機なのでそれから正式版のザクTやザクU、試作品ながらもヅダを盗んで回っていた
更には物語ができるだけ原作に沿うように影で暗躍もした。シャアが連邦の艦隊を落として回っていた時はあまりにもやりすぎだったので武装を破壊し、右腕と左足を切り落として撃退させた
逆に連邦が核弾道を撃とうとした時には発射台を破壊し、撃ち漏らされた分もマシンガンをばらまいて途中で爆発させていた
こうも原作に沿った形に持っていこうとする理由は
「原作通りじゃねえと、どいつが異変かわかんねえよな。・・・しょうがねえから頑張ろ」
とのことである
『V作戦』に関してもMSの鹵獲や試験機の運用などで協力をし、その功績により大尉として連邦軍に迎えられていた
そのため『V作戦を最後まで見届ける』という名目で簡単にサイド7へと入国することができたのである
この世界においてシロウ・イクサバという人物はとてもあやふやな存在であり、普通の手段では連邦の最新兵器のあるサイド7へは入ることはできなかったであろう
遊び心と懐かしさが相まって地球へ行った際にジオン軍の奇襲部隊と遭遇し、連邦軍に加勢してレビル将軍と友人になった士郎の運ははかりしれないものがある。
さて、現在はU.C.0079 9・18
遂にガンダムが動き出すこととなるこの日がやってきたのであった
「さてと、ジーンあたりには来てもらわないといけないんで情報は流しといたし、アムロには避難警報が聞こえないようにしたし、V作戦のファイルは俺が持ってるし、完璧だな」
士郎はジーン達潜入部隊が暴れだす予定の9:00まで考えられる様々な妨害に対しての策を講じていた。
白い人型の少年とは、あれ以来会うこともなければ、その存在があったような欠片もないので、新しく加わった登場人物のしてくることに対応しておけばいいだろうという判断だった。
「お、そろそろだな。あれがフラウで奥にはザクが・・・6機か。原作より4機増えてるってことはあれは俺の相手だな」
アムロの家が見えるところで監視を続けていた士郎は、ポーカーフェイスながらも興奮していた。
3機増えていることに不安がないわけではないが、この5年近くで様々なねじれを修正してきた士郎にとってはたった4機増えただけである。
そんなことよりも士郎は主人公を含む主要人物に会えた(正確には見えた)ことが嬉しかったのであろう。
ハヤトとフラウが少し話をして
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