鉄の竜と駆ける戦乙女
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ケモン的世界だったっけ?
†††
時は流れてデュエルアカデミアに到着。荷支度もそこそこにデュエルアカデミアにあるデュエルゾーンに連れて来られた俺。
有名人である明日香がデュエルするとのことで、まだ入学式を迎えていないのにも関わらず、観客席はかなりの人数がいた。しかもアウェー。こちらの味方は恵となぜかいたエアーマンしかいない。
「じゃあ、行くわよ」
「……いつでもどうぞ」
「「デュエル」」
「先攻は私が貰うわね。ブレード・スケーターを攻撃表示で召喚。カードを一枚伏せてターンエンドするわ」
「俺のターン、ドロー」
攻撃力1400のバニラを攻撃表示で出すとか……。俺の手札にサイクロンのようなバック割りカードがあったらどうするつもりなのだろう。……ないけど。
「サイバー・ドラゴンを攻撃表示で特殊召喚」
「なっ……サイバー流!?」
サイドラを出した瞬間、周囲のザワザワが大きくなる。サイドラ出しただけでサイバー流だと判断するとかアホなの?バカなの?死ぬの?
「まあ、似て非なるものだな」
確かにほとんどがサイバーデッキだがメインカードは違う。
そう考えつつ、俺は隣に浮かぶエアトスに目をやる。
「マスター、頑張ってください!」
……心配だ。
「サイバー・ドラゴン・コアを通常召喚。効果でデッキからサイバー・リペア・プラントを手札に加える」
なんか校長が目を見張ってるのを発見した。……もしかしてコアとか持ってない……迂闊。まあ、いいや。邪魔ならバーンとロックで叩き潰す。
「バトル、サイバー・ドラゴンでブレード・スケーターを攻撃。エヴォリューション・バースト」
「くっ……トラップカード発動、ドゥーブルパッセ! これでお互いにダイレクトアタックをすることになるわ」
明日香
4000→1900
逢魔
4000→2600
「守ったか。ならサイバー・ドラゴン・コアでブレード・スケーターを攻撃する」
「なっ、攻撃力はこちらの方が上なのに!?」
2600→1600
明日香のフェイバリットカード、サイバー・ブレイダーは相手フィールド上にモンスターが二枚あるとき攻撃力が4200まで上昇するからな。一応防御札はあるが、抑えておくに越したことはない。
「これで手札のサイバー・リペア・プラントが発動できる。効果でデッキからサイバー・エルタニンを手札に加える。カードを一枚伏せ、ターンエンド」
悪いが速攻でカタを付けさせてもらう。本来はエクシーズを使うこのデッキ。ライフ4000だとすぐ死ぬし。
「私のターン、ドロー
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