第五章
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ゃあ俺達これから誰ネタにすればいいんですか」
男友達の一人が心から残念そうに先生に尋ねた。
「それだったら」
「おい、ネタか」
「そうですよ、いつも真似して笑いものにしてたのに」
「俺に言われても知るか、それは将軍様に言え」
「けれど死んだんですよね」
「人は絶対に死ぬんだよ」
「ずっと生きていてネタにしたかったんですけれど」
「馬鹿、そうしたらあの国の人達が困るだろ」
僕達にとってはネタでもあの国の人達にとっては災厄以外の何者ではない、このことはよくわかっている。
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