第二章
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じまることであった。
誰もがだ、このことがわかったがだった。
難しい顔のままでだ、こう話すのだった。
「しかし。身体がない状態で動いてもらうとな」
「ああ、寺にいてもらうとな」
「それはどうか」
「ここは生者の場所だからな」
寺にしろ他の場所にしろだ、生者の住む世界であるから生者がいるのが道理だ。だから今のサチャラーンはというのだ。
「魂だけになって留まってもらうことはな」
「問題だな」
「そこは何とかしてもらわないと」
「そうだ、駄目だ」
「このことはな」
こう話す、それでだった。
サッチャラーンが書斎で書に読み耽っている時に彼のところに行って話したのだった。僧侶達が集まって。
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