第三章
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麦飯にして副食はきゅうしょくにしてそれに良質のものを出した。そうするとであった。
脚気が出たのは僅かであった。しかもその多くが与えられた給食を殆ど食べていなかった。高木も海軍の首脳達もそれを見て確信したのだ。
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