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脚気
第二章
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け欧州の貴族社会ではそうなのである。
 それが食事にも出ているのだ。将校は当時では御馳走であった洋食を食べていたのである。なおそれは彼等の給料から食費を出してである。
「しかし白米だ」
「白米を食べさせているのだぞ」
「腹一杯だ」
 このことが言われた。白米といえば御馳走であったのだ。

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