MSを盗んでやったぜ
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いつの間にか元の形に戻ったハロが今後の行動について尋ねる
ハロに言われて周りを見る士郎だが、超小型コロニーであるその場には、自身とハロと隅に置かれたシャトルしかなかった
「シャトル丸出しかよ!!まあそれは置いといて、本当に何にもねえな。とりあえず食料と水は欲しいな。
来月にはザクTができるはずだから、MSはそれをパクっちまうか。・・・となればベッドとかの生活必需品と食いもん・飲みもん、あとザク塗るようにペンキがあればいいっか」
ベッドが生活必需品なのは士郎だけだと思うが
「ハロハロ、リョウカイ。シロウ、ココガオススメ」
と再びハロが体から出したディスプレイには近隣のコロニーとその輸出入経路、そして目的のものが最安値で売られているコロニーのリストだった
それも、図を交えてとてもわかりやすくなっていた
「サンキュー!ハロちゃん愛してる〜!」
そう言ってハロに抱きつきそのままシャトルへと乗り込んだ、シャトルの操縦席には様々な機器が並んでいた
しかし、神技を持つ士郎にとって操作することはわけがなかった。
「ん?ここにハロを置けってことか?」
「ハロハロ、シロウ、ソノトオリ」
操縦席の真ん前にごく自然に丸いくぼみがあった。ハロも認めるハロの特等席である。
士郎がそこにハロを置くと今まで黒かったハロの目が赤色に変わった。
「ハロハロ、シロウ、モクテキチヘノコース、ハロガキメタ」
「はい?」
士郎が返事をした時、シャトルの前のハッチが開き次の瞬間、シャトルが勢いよく飛び出していった。
そしてこのあとハロの操縦の元、士郎はあちこちのコロニーを回って買い物を済ます。
買い物を終えた士郎はハロとの交流を深めながらトレーニングを始める。肉体的にも精神的にも
なお、この日から1週間後にとある軍事施設からMSのシミュレーターが1基消えたことが時の話題となり、
1ヶ月後にジオン軍の新型モビルスーツが盗まれて地球連邦、ジオン公国の両者に混乱を生んだのは別の話である。
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