第一章
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綺麗になろうとだ。
それでテニススクールに入って毎日牛乳を必死に飲んだ、そうして背も普通だがモデルの様に長身になろうとも誓った。
スポーツに牛乳に励んだ、それでテニススクールでも一人で残って最後まで練習をした。スクールの背先生達もその菫礼を見て言う。
「あの娘熱心よね」
「ええ、刈谷さんはね」
こうだ、コーチの控え室で話すのだった。
「あの娘最後まで残ってね」
「必死にやってね」
「あの娘いい選手になるかもね」
「テニスプレイヤーにね」
なれるというのだ、こう話すのだった。
「やっぱり真面目にやってる娘って伸びるからね」
「そうそう」
こうした話をしていた、皆菫礼に注目していた。
そしてその菫礼にだ、ある日コーチの一人である小山田遥が来た。黒く長い髪を後ろでポニーテールにしており細く黒い眉が長く伸びている。
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