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闇を祓う者〜他人の恋愛見てニヤニヤし隊〜
原作開始前
白騎士とアルテミスの使い
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 まじで? というか、兄さん?』
『はい。父さんもありましたが、歳を考えて』

 六歳で父はないな。

『なんでその時にはもういたの?』
『神の力を持った兄さんがコアに干渉したからじゃないでしょうか? プロテクトをかける前に何かしましたか?』

 衝撃の事実発覚。コア人格があるのは、俺が原因だった! プロテクトを掛ける前に、俺は女性にしか動かせない理由を探っていた。たぶん、その時だろう。まあ、それはいいとして。なんで会話できるの?

『ルナ様に頼んで』
『…………ルナ』
『はいはーい! 本編には約三話ぶりだね! ルナだよ!』

 軽いメタ発言をしながら、会話に参加してくる。

『ルナ、コア人格が出来たのって、俺が原因?』
『たぶんね。(アルテミス)は多産の神でもあるからね』
『なるほどねぇ』

 みんな忘れてるかもしれないけど、俺は未だに千冬姉さんに抱き上げられたままだ。少し現実の会話に戻る。

「ちーちゃん、大丈夫?」
「分かった。しかし、束。武器はあるのか? 素手でミサイル破壊は勘弁だぞ。流石に痛い」
「痛いじゃ済まないよね!?」

 やっぱりこの義姉はおかしかった。公式チートは伊達じゃない!

「一応造っておいたんだよね。これ!」

 束姉さんがコンソールをいじると、一つの剣が現れた。

「これが『雪片』だよ!」
「なるほど、これがあればいけるかもしれない……」

 やる気に満ちている千冬姉さんを見て、姉さんとシロナに訊く。

「千冬姉さん『シロナ』」
「なんだ?」
『なんですか?』
「『そんな装備で大丈夫か?』」
「大丈夫だ、問題ない」
『大丈夫です。問題ありません』
「私は束の親友で、一夏とお前の姉だからな」
『私は兄さん達3人に創られましたから』

 そりゃ安心だな。ただ、ネタに的確な返しをしてきたのが驚きだよ。


 こうして、白騎士事件が起ころうとしている。そして、俺が本格的に原作に関わることになる。4000発は流石にきついだろうし、仕事が増えたのは俺のせいだしね。姉さんに怪我してほしくないし。手伝わせてもらうよ。


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「なあ、ルナ」
「何? 彼方くん」
「姉さん、全部ミサイル破壊出来ると思う?」
「大半は壊せるだろうけど、ある程度は通り抜けるだろうね」
「やっぱりか。じゃあ手伝うとしますか。ルナ」
「はいはーい」

 手を繋ぎ、言葉を紡ぐ。

『私は貴方』
『貴女は俺』
『今ここに交わりて一つの神とならん』

 ユニゾンにも大分慣れてきた。まあ、毎晩ISの練習でユニゾンしてたからね。ヴァルヴレイブに乗り込む。おかげで、ISの操縦にも慣れた。
 さて、ここ
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