プロローグ
[1/3]
前書き [1]次 最後 [2]次話
???・*:..。???*゚¨゚゚・*:..。?
夜の9時頃だろうか、俺のスマホが素晴らしい音楽とともにメールの着信をお知らせしてくれる。
着メロは何かって?決まってるじゃないか、『哀戦士』だよ。あ、ちなみに電話の時は『Z・刻を越えて』なんです。
しかし誰からのメールだ?俺がせっかくランバ・ラルの死に際のシーンを鑑賞していたというのに・・・
From:***
To :誇り高き戦士
Sub :ガンダム好きのあなたへ
ガンダム好きのあなたに是非お願いしたいことがあります。
1時間後にお迎えにあがりますのでこの世でやり残したことがございましたら素早く済ましておいてください。
・・・は?何言ってんだこいつ?というか送り主が***って、と言うか誇り高き戦士って俺のことか?
まあいいや、このあとはVSマ・クベから飛ばして一気に最終決戦見て勉強しようと思ってたとこだしな。
「こんなメールは無視無視っと」
そう呟いて、DVDプレイヤーからDVDを取り出して新しいものに変える。
・・・約1時間経過・・・
「あ〜『ごめんよ、まだ僕には帰れる所があるんだ。こんな嬉しいことはない。わかってくれるよね?ララァにはいつでも会いに行けるから。』やっぱりこのセリフ好きだわ〜、ハマるわ〜
ん?そういやそろそろ1時間経つのか?まあいいやどうせイタズラだr・・・」
誰もいないリビングで爛々とスマホが『哀戦士』を奏でていた、その画面には
1時間前と同じ送り主から「それではよろしくお願いします」とだけあった。
・・・とある宇宙空間にて・・・
「・・・んん、ここどこ・・・だ?」
ある青年は目の前に広がった景色を見て自分の目を疑った。
そこにあったのは青く輝く地球と青年が大好きなアニメに登場する建造物で、『ラプラス』と呼ばれるものだった
「なんでここにラプラスが?と言うかここって宇宙!?俺なんで息できてんの!?もしかして俺って・・・人間卒業した?」
「ははは、なかなか面白いこと言うね。それに言い得て妙だ。残念ながら宇宙空間で息ができるようになったわけじゃないけどね」
「誰だ!?」
(というか俺人間卒業しちゃったんだ。宇宙で呼吸できるほど人外じゃないみたいだけど・・・)
青年はいきなり声をかけられたので、驚いて後ろを振り返る。そこには全身真っ白に輝く人形の何かがいた
「僕は想像を司る神だよ。1時間前に君にメールを送ったのも僕だ。」
「ああ、あのイタズラメールね。なんかお願いがあるんだっけ?」
「まあね、あのラプラスをみていてね」
そう言われて青年がラプラスの方に目をやると、いきなり白い人型が手のひらから光の弾を放った
その光弾は
前書き [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ