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IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
【第361話】
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……ひ、るとぉ……」
何度もキスを続け、合間合間に吐息と共に漏れ出る俺の名前に更に身体の芯から熱が上がるのを感じる俺――。
約三分程だろうか?
――気持ちとしては、三十分ぐらいキスを続けていた気もするが――名残惜しく感じるも、鈴音とのキスを止めると、さっきのシャルと同様に互いの唇の端から唾液の糸が繋がっていた。
「ば、バカァ……。 は、激しすぎるわよ……はぁっ……ん……」
息も絶え絶えにそう言う鈴音だったが、表情は凄く嬉しそうだった。
そんな鈴音が何故か凄く可愛く見え、また自然と唇をもう一度重ねる。
「んっ……!? ……ん……ふっ……」
拒否する事なく俺の唇を再度受け入れた鈴音――柔らかい唇の感触を何度も味わう様にキスをしてからゆっくり顔を離す。
「……ば、バカ……」
小さくそう呟くと、俺の胸に顔を埋めた鈴音。
そんな鈴音の頭を、俺は優しく撫でた……。
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