コードギアスR2
0632話
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失敗に導いたV.V.の身柄とかな。だが、それら全てをこちらが……というよりも、俺が握っている。そんな状態で俺達と手を組もうとは思わないだろうし、あるいはゼロがそれを主張しても他の幹部達が何と言うかだな」
それに、こちらとしても黒の騎士団は計画の要といってもいい存在なのだ。そう簡単にこちらに尻尾を振って貰っては困るというのもあるし、何より黒の騎士団と組んだりしたらメリット、デメリットで考えれば圧倒的にデメリットの方が高い。高い技術力はそれなりに魅力的だが、技術力の差を考えれば欲しいのは輻射波動関係の技術くらいか? それにしてもあればいいという程度でしかない。
飛翔滑走翼はテスラ・ドライブの技術がある以上特に目新しい者ではないし。となると残るは戦力としての黒の騎士団だが、数名の個人以外はメギロートよりも圧倒的に劣っている。カレンと藤堂くらいの腕なら欲しいとは思うが。
そして、何よりもコーネリアの問題がある。幾ら先の放送でユーフェミアの汚名を雪いだとは言っても、結局ユーフェミアにギアスを使用したのはルルーシュなのだ。そんなルルーシュが率いる黒の騎士団と同盟関係を結んだとしたら……どんな事態が待ち受けているのか想像するのはそう難しい話ではない。
それに鵬法璽によってこちらのメンバーにギアスを使用出来ないようにはしてあるが、ルルーシュの能力を思えばどんな抜け道を見つけ出すか分かったものではないしな。
「……さて。色々と言ったが、結局俺に提示出来る道はこの3つだ。個人的にはこのままシャドウミラーに所属して欲しい所だが……選択を聞かせて貰えるか?」
俺のその問いに、ジェレミアは間髪入れずに1つの選択を口にするのだった。
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