タッグロワイヤルバトルと無人機襲撃と金色の重装甲機……です。
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す。さて、ちょっとばかし遊んでやるか!
「刹那、飛ばしていくぞ!」
[了解ッ!]
俺と刹那は心を重ねる。そして馴染み深い言霊を叫んだ。
「[トランザムッ!]」
赤く染まるOOの装甲。この出力……ぶっ飛んでやがる。俺はそう考えながらGNソード改を呼び出して右手に装備して一気に加速して突貫。
そして気が付けば俺はゴーレムとの距離を一瞬で詰めるどころか後ろに回っていた。
「……今のは……?」
体の浮遊感の後に写った光景は不可解なものだった。気が付けばゴーレムの後ろにいたのだ。
そして、ゴーレムが反応に追いつけない超機動で俺は空を駆け回り装甲を抉りまくった。
そしてあっけなくゴーレムを蹂躙して破壊した。その掛かった時間は10秒と掛からなかった。
『……』
沈黙が訪れる。その場にいたみんなは信じられないと言いたげな視線だった。
「なんだったの、今のは」
「シャルルくん、私に振らないでくださいよ。答えますが……あれは恐らく量子化です。」
「……量子化……?」
春奈がシャルにあれこれ説明しているが……俺にもわからんぞ。
「やっぱりできたね……量子化。」
束さんもぶつぶつ何かつぶやいているしな。……しかし、今のはいったいなんだったのだろうか……そして、この映像を見た千冬さんには[対人戦でのトランザムの使用を禁じる]といわれたのは言うまでもなかった。
春奈も色々ハンデを突きつけられてたな……
まぁお互いに全力でぶつかり合うんだ。手加減は無しだぜ―――なーんてな。
……このときは思いもしなかった再びの襲撃があるなんてことはな。
●
○Noside
迎えたタッグロワイヤル当日。IS学園には戦禍が巻き起こっていた。
「簪ちゃん、そっちはどうなの!?」
「姉さん……こいつら強い……」
生徒会長の楯無は生徒たちをシェルターへ避難誘導した後1年の専用機持ちたちと合流を試みたのが功をそうしたのか妹を間一髪で保護していた。
「春奈ちゃんやほかの子達は!?」
「……分断されて連絡も取れない……」
これを聞いた楯無の顔は青ざめていた。状況は絶望的だというのには代わりがないのだろう。
一方、ほかの専用機持ちこと鈴、セシリア、ラウラは共同戦線をはってともに戦っていた。
「こいつらはいったい何なんだ!」
「だから言っているしょ、無人機だって。」
「無粋ですわね……」
彼らの周りを浮遊するのは青い奇妙な物体だった。
「次から次に……邪魔だ!」
「箒、あんまり飛ばしすぎるな!エネルギーが持たないぞ!」
一夏は箒に注意を促したアスランも同感だと箒に諭した。
緑と金の装甲を持
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