タッグロワイヤルバトルと無人機襲撃と金色の重装甲機……です。
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」
呆れ半分感心半分。それが今の俺の心境だ。
なんでもポンポンと作るこの人の発明にはいつも驚かされる。今回はOOのツインドライヴを安定させることが可能な支援メカを持ってきたと聞いている。
「まずは天くんが単機で出撃だよ。敵機はこっちで用意するから。」
「わかりました。シャル、今日の訓練潰して悪いな。」
「ううん。天地の戦力増強のほうが優先だよ。がんってね。」
「おう、行ってくる。」
俺はOOを展開してアリーナに飛翔した。
そして、俺の前には黒い全身装甲のISのような物が現れた。
「それはRSのゴーレムだよ。ビーム兵器に実体剣を装備している強敵だから気をつけてねん。」
確かにそいつの右腕は大型のブレードを装備していて左腕は巨大で歪な形をしている。
装甲も丸みを帯びている形でたとえるなら無機質だろうか。
「それじゃあ、Oライザーを発進させるよ〜赤ハロくん、お願いね。」
[リョウカイ、リョウカイ!]
なにやら声が聞こえた。確かあれは……ハロだったか?
[天地。OOに新しいデータとシステムが組み込まれたぞ。]
刹那もオペレートしながらそう伝えてくる。俺は刹那に頼んでデータ一覧を閲覧した。
「……OKだ。んじゃやるか、相棒!」
[了解した。ドッキングシステム起動。]
[リョウカイ、リョウカイ!Oライザードッキングカイシ、カイシ!]
アリーナのカタパルトが起動して何かが射出される。
それは不思議な形をした戦闘機だった。普通の航空機とは違う言うなれば[山]の形に推進は緑色の粒子……GN粒子だ。
俺は刹那の指示のあったポイントにまで上昇するとなにやらラインセンサーが起動してOライザーと繋がる。
そしてそのまま背中にドッキング、連結した。
そして、俺の両肩二つのGNドライヴがOライザーの翼部みたいな場所と連結、固定される。
[ツインドライヴアンテイ、アンテイ!]
どこから声がするのかと思ったらOライザーのオレンジ色のガラスがついた機首には赤い球状のボディが特徴の人工頭脳、ハロがそこにいた。もちろんハイパーセンサーで見えたのだが。
[これは……GNドライヴが安定している。]
「安定器をOライザーには搭載させてるからね〜事実上はトランザムの機能を完全にするよ〜。」
束さん……
「あんたは天才だなっ!」
俺は興奮のあまりそう叫んでいた。
「ムフフ……字が違うよ天くん、まぁ気にしないけどね。じゃあそのゴーレムをズバッと倒しちゃってね〜。」
俺は軽くうなずいて前方のゴーレムと向き合う。
奴も俺が安全装置をはずしたのに呼応して動き出
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