30話
[1/3]
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
夕の第3の人生の開始してから半年、夕は魔法学院中等部に転入した。
始めのころは精神年齢の差により友人が出来なかったが。適当に過ごしているうちに何故か友人ができていた。謎だ。
夕の友達の名はニード・マルス。体育の授業で組んで以来、夕と行動を共にするようになった。巨漢で基本無口だが、言いたいことは、はっきり言うので付き合いやすい人物である。
因みに夕の新しい名前は本名をカタカタにしてユウ・ミカワとした。カタカナにしてミッド風の名前にしただけだが、下手に新しい名前に変えて混乱するより良いと判断したからだ。
本日はなのはとフェイトがどうしても早く帰れないため。夕がヴィヴィオの相手をすることになっている。あの親子は夕を使うことを覚えたのだった。
夕は中等部が初等部の校舎の門に来ていた。
「ゆ〜う」
そこにいつものようにヴィヴィオが突っ込んでくる。
「よっと」
突っ込んできたヴィヴィオを捕まえる夕。この体になって初めての突っ込みはうまく受け止められずに大ダメージを負ったがあれから更なる鍛練をしてこの体を使いこなせる様になった今の夕にはヴィヴィオを受け止めることくらい簡単であった。
「ったく、毎回毎回突っ込んでくるな。お前は闘牛の牛か?」
「えへへ。こうしないと夕と会ったきがしないの!」
そうかい。もう追求する気も失せたわ。
「ヴィヴィ…オ。早すぎるよ」
ヴィヴィオを追いかけてきたであろう女の子が息切れしながら現れる。
「おい。なに大切な友達置いてきてんだお前は」
「あっごめんねコロナ!夕を見つけたら、体当たりするのが恒例なの!」
こいつ、今体当たりっていったよな?自覚があったのか。
「初めましてヴィヴィオの友達のコロナ・ティミルです。コロナって呼んでください」
「俺はユウ・ミカワだ。好きに呼んでくれ。ヴィヴィオはこいつの親と俺が知り合いってことでよく相手をさせられいる」
自己紹介されたのでヴィヴィオの頭に手を置きながらこちらも自己紹介する。
「わかりました。ユウさんって呼ばせてもらいます!」
「それでこの後、どうするだ?。俺はお前の面倒を見るようにしか言われてないぞ」
「コロナぁどうしよう?」
「う〜ん」
聞いてなかったがコロナも参加するのか。
「クラナガンに行きませんか?ユウさんが一緒なら大丈夫だど思うんです」
確かに小学生だけなら危ないが中学生の夕がいれば大丈夫だろう。
「うん。行こう!」
「ユウさんは良いですか?」
夕にも聞いてくるコロナ。年に似合わない礼儀正し子だな。
「ああ、いいぞ。ただし何が起こるわからないから二人とも俺からあんまり離れるなよ。約束できるなら連れて行く」
「「うん(
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ