第一章 精霊
第5話 敵と味方
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たことないから…と心の中で結論づけた。
上条「士道じゃねーか。昨日ぶりだな」
士道「あ、あぁ……そうだな」
佐天「あなたはこの前の……」
士道「ど、どうも……」
一方「チッ……」
シリアス?な雰囲気が流れた。
士道「あんた達は何をしてるんだ?」
上条「ん?精霊の調査だけど?」
一方「でも瓦礫だらけじゃねェか」
佐天「特に収穫はなさそうですね」
上条「あ……」
上条が何かを見つけた。それを拾い上げ、4人がそれを見る。
一方「なンだこれ?」
佐天「十香……?」
上条「……あの精霊の名前だよ」
士道「あの時のやつか……」
4人は考える。精霊はどこにいったのか。少なくても、空間震が起こるまでは精霊は現れない。
そう思っていた。
一方「……あァ?」
佐天「どうしたんです……え?」
上条「な、んで……?」
士道「なんで十香がここに!?」
そこには瓦礫の上で、こちらを見る
十香「士道がデートしてくれるって言ったじゃないか」
一方「(空間震も起こってないのに何故ここにいる!?)」
上条「いつの間にそんな約束を…….」
士道「上条が聞いてなかったからだよ」
上条「……あぁ、あの時か」
十香「それより、そこの2人は誰なのだ?」
十香は佐天と一方通行を指しながら言う。
佐天「私は佐天涙子っていいます!」
十香「おお、涙子って言うのか!覚えておくぞ!」
一方「チッ……まあいい。俺は一方通行だ」
十香「あくせられーた?なんだそれは?お前の名前か?」
一方「あァ……」
十香「なんか呼びにくいな。なんて呼ぶとするか……」
佐天「私も呼びにくいと思っていたんですよ」
佐天と十香は困った顔をした。
と、佐天が閃いたような顔をした。
そして一方通行の後ろに回った。ちなみに一方通行はぼーっとしていたので気づいていない。
士道と上条は『?』を浮かべて佐天を見ている。
佐天「あーくん!」
と言って佐天は一方通行の後ろから抱きつく。
いい忘れていたが、一方通行は杖をついているのだ。体は佐天よりも弱い。
だが、杖でなんとか態勢を保つ。
一方「何しやがる!?」
佐天「いいですね!あーくん?」
一方「!?あーくんって俺のことか!?その言い方やめろォ!!」
十香「おお!あーくんか!言いやすくなったな」
一方「テメェも言うンじゃねェ!!」
一方通行は男だが杖をついて歩く人間なので、全体重を乗せて抱きついている佐天を振り払うことができない。
上条「佐天さん、一方通行を離してやれよ。苦しそうだろ?」
佐
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