暁 〜小説投稿サイト〜
とある3人のデート・ア・ライブ
第一章 精霊
第5話 敵と味方
[5/7]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
たことないから…と心の中で結論づけた。

上条「士道じゃねーか。昨日ぶりだな」

士道「あ、あぁ……そうだな」

佐天「あなたはこの前の……」

士道「ど、どうも……」

一方「チッ……」

シリアス?な雰囲気が流れた。

士道「あんた達は何をしてるんだ?」

上条「ん?精霊の調査だけど?」

一方「でも瓦礫だらけじゃねェか」

佐天「特に収穫はなさそうですね」

上条「あ……」

上条が何かを見つけた。それを拾い上げ、4人がそれを見る。

一方「なンだこれ?」

佐天「十香……?」

上条「……あの精霊の名前だよ」

士道「あの時のやつか……」

4人は考える。精霊はどこにいったのか。少なくても、空間震が起こるまでは精霊は現れない。

そう思っていた。

一方「……あァ?」

佐天「どうしたんです……え?」

上条「な、んで……?」

士道「なんで十香がここに!?」

そこには瓦礫の上で、こちらを見る

十香「士道がデートしてくれるって言ったじゃないか」

一方「(空間震も起こってないのに何故ここにいる!?)」

上条「いつの間にそんな約束を…….」

士道「上条が聞いてなかったからだよ」

上条「……あぁ、あの時か」

十香「それより、そこの2人は誰なのだ?」

十香は佐天と一方通行を指しながら言う。

佐天「私は佐天涙子っていいます!」

十香「おお、涙子って言うのか!覚えておくぞ!」

一方「チッ……まあいい。俺は一方通行だ」

十香「あくせられーた?なんだそれは?お前の名前か?」

一方「あァ……」

十香「なんか呼びにくいな。なんて呼ぶとするか……」

佐天「私も呼びにくいと思っていたんですよ」

佐天と十香は困った顔をした。

と、佐天が閃いたような顔をした。

そして一方通行の後ろに回った。ちなみに一方通行はぼーっとしていたので気づいていない。

士道と上条は『?』を浮かべて佐天を見ている。

佐天「あーくん!」

と言って佐天は一方通行の後ろから抱きつく。

いい忘れていたが、一方通行は杖をついているのだ。体は佐天よりも弱い。

だが、杖でなんとか態勢を保つ。

一方「何しやがる!?」

佐天「いいですね!あーくん?」

一方「!?あーくんって俺のことか!?その言い方やめろォ!!」

十香「おお!あーくんか!言いやすくなったな」

一方「テメェも言うンじゃねェ!!」

一方通行は男だが杖をついて歩く人間なので、全体重を乗せて抱きついている佐天を振り払うことができない。

上条「佐天さん、一方通行を離してやれよ。苦しそうだろ?」


[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ