暁 〜小説投稿サイト〜
改正版 後悔先に立たず、後に立つべし
4話(改正)
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賭けて偵察を掛けると少女のスキルが頭に入ります。

名前:アーニャ・アールストレイム
LV:1
PP:0
格闘:146
射撃:148
技量:178
防御:112
回避:169
命中:174
SP:51
性格:強気
成長タイプ:射撃・回避
空:A
陸:A
海;B
宇:A
スキル:底力Lv3
    援護攻撃
    サイズ無効
    Eセーブ
    ガード 

 ・・・・・・・・やはり、希望はありませんでしたか。
 それにしても、この子がアーニャ・アールストレイム。未来の最年少にしてナイトオブラウンズのシックスなった少女ですか。
 道理で何気に私よりステータス高いものが多いので、少しショックを受けました。
 内心いろいろ考えていましたが、この少女を放置しておくことは出来ないので少女に話し掛けます。

「記憶がないのではわからないので詳しく話をしてくれませんか。」
「2年ぐらい前から記憶が曖昧になる。どうしても記憶に抜け落ちてしまう。」
「どういう時に起こっているんですか。」
「わからない。どうしたもわからない。」

 顔を伏せてしまいます。

(まあ、理由はわかっているんですがね。)

 この少女の記憶の断絶は、ある事件が発端となっている。
 その事件とは、V.V.によるマリアンヌ暗殺事件。
 シャルルとマリアンヌが分かり合うことが嫌だったためにV.V.がマリアンヌを暗殺するところをアリエス宮に行儀見習いで来ていた彼女が目撃し、その場に居合わせたことでマリアンヌのその時に発動させた「他人の心を渡るギアス」によりマリアンヌが彼女のなかに宿ったために起こっている。
 なぜなら、マリアンヌの意識が表層にでている間は、彼女の意識・記憶が断絶してしまい、彼女が記憶がない事が嘆く理由になっている。
 どうやら、彼女の様子からかなりの頻度でマリアンヌの意識が表層にでているようで、自分の記憶が信用出来ずに絶望的になっているように感じました。
 彼女はどうやらまだ写真などのに記録することをやっていないようなのでとりあえず、根本的な解決になりませんが。

「なら他の物に記録するというのは、どうでしょうか。」
「ほかのもので・・・・」
「そうですねー。このカメラではどうですか。」

 と言って、ポケットより、カメラを取り出し見せます。

「これでどうやって記録するの。」
「こうするのですよ。笑ってください。」

 そう言うと私の方に顔をむけてくれましたが、それでも笑顔はできないようですが、そこを撮し、そのデータを彼女に見せます。
「わぁ〜」と言って彼女は食い入るように見ています。喜んでもらえたようです。そのため、本人に、

「このカメラはあなたに上げましょう。大事に
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