4話(改正)
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(このまま、耐えることはできますが夜まで耐えられるかどうかは不明ですし、現実的ではありません。かといって助けは呼べませんし、後は人の少ないところを探すしかないのですが、そうだ、偵察を使いましょう。そして、近くの人の少ないところを探すしかこの状況を打破することができません。)
そして、偵察を使い、2kmほどいったところに大きな公園だあることに気がつき、何とか気力を振り絞って公園まで来ました。
そして、今の公園のベンチに座っている状態に至ります。
「は〜2kmで助かりました。なんとか来ることができましたから、それに今日が平日で助かりました。そうでないとこの公園にも人がいっぱいだったでしょうから。」
(それにしても、作中でマオが心の声に苦しまされていましたからどんな感じかと思いましたが、まさか自分が味わう事になるとは思いませんでした。まあ、私は他者の念が頭に直接入ってくるのと耳元で心の声が聞こえるのと違いがありますが。)
それにしても危ないところでした。
あのままあそこにいたらいつ気絶してもおかしくありませんでしたから。
噴水にモニュメント、木がたくさん植えているので、ここは、かなり大きな公園のようです。
私の視界内に人がいない事を確認し、精神感応能力を一度解除します。
そうして、解除してみると思念が消えて普通の状態に戻りました。
どうやら、精神感応能力を使用していると精神防壁が全く働かなくなるようです。
「は〜こんなことなら予定どうりの行動を取るべきでした。しかし、どうしますかここから出るにも結界を再び張らないといけませんし、そうするとまたあの状態に逆戻りでしょうね。手間ですけど落ち着いたらノルンに向かいに来てもらいますか。」
そう考えてあたりを見渡すと私が目視できる範囲内の1km先に少女が一人ベンチに座っているのを確認しました。
それだけならよかったのですが、少女の目が生気のない魚の死んだような目をしているのが気になりました。
「気になりますし、周りに人がいないようですし行ってみますか。」
そう判断して少女の元に行きました。その時、結界を張ってからですが。
そうして、少女の前に来ると少女の顔は感情が抜け落ちた様になっており、目から涙を流した跡があります。
どうしても気になってしまい話しかけることにしました。
「泣いているようですが、どうしたんですか。」
「記憶がないの。」
どこかで聞いたセリフに驚きました。
本当にどこかで聞いたセリフなので、少女の容姿を見るとピンク色の髪で後ろに髪を纏めていること、無表情な顔、先ほどのセリフ。
私には、これらのことから連想される名前が1つあります。
正直外れて欲しいのですがダメでしょう。
一類の望みを
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