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改正版 後悔先に立たず、後に立つべし
4話(改正)
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 現状で9kmほどの人物を調べることが出来ます。
 次に最大の目的である精神感応能力の訓練なのですが、始めは上手くいっていたのですが、しばらくすると訓練以前の状態になっています。
 ここ、ペンドラゴンには、転移してくるところを見られないように早朝来ました。
 ペンドラゴンに日本人がいることは、違和感を持たれ、不信感を持たれることになります。
 そこで、私が周りに違和感がないと念を飛ばすことにより、認識阻害結界を超能力で再現しようとの試みました。
 そして、ジョギングをしている老人が横を何の反応も見せずに通り過ぎていた時に、私は認識障害の結界を再現することが出来ている事を知り、その後も5人ほどすれ違っても違和感を感じる様子が無かったので、確信に変わり、そのために、当初の予定ではペンドラゴンから車で離れて訓練する事を予定でしたが、気が変わり、このままペンドラゴン過ごすことにしました。
 これが、失敗でした。
 また、外にいるノエルのユニットは情報収集を頼んだレナスによく似た1体(そのユニットには、会社を興してもらい仕事をしながら情報収集を行ってもらっている。)と、新しく稼働させたヴァルキリープロファイルのアーリィによく似た機体には、月面基地の建造を頼んでいます。
 そして、シルメリア似の機体には、現在購入してきてもらったものの整理を頼んでいます。
 そのため、レナス似の機体が何かあった時にフォローの為に一緒にいてくれたのですが、実験も上手くいき、朝に人と会う約束をしていると言っていたので仕事に出てもらいました。
 確かに、人がまばらなときなら問題なかったのですが、人が増えてくるとだんだんと気分が悪くなり、船酔いのひどい状態になっていくのを感じ、なぜかと考えると原因が理解できました。
 他者の念が私に入ってくるのを感じるのです。
 どうやら、サイコドライバー系の他の能力と同じように精神感応能力もしっかりと暴走しているようでした。
(受信力が強すぎます。100人以上の思念が入ってきてるみたいです。)
 しばらくして、とても耐えられなくなりうずくまっていたのですが、誰も助けようとしません。
 なぜかは、理解しています。
 認識障害の結界のためでしょう、他人に苦しんでいると思われなければ、誰も助けようとは思いません。
 それなら、結界を解けば良いと思われますが、今度は、私が日本人である事が問題となり、どうしても解除することも出来ずにいました。
 ふと、かつてジャンプで読んでいたアウターゾーンであった話で永遠に透明人間になった男が最終的に車にひかれ、即死はしなかったのですが、重傷を負い誰にも助けられずに死んでしまうというものを思い出してしまいました。
 そのため、この状況をなんとかできるのは自分だけと思い打破する方法を考えました。

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