コードギアスR2
0631話
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様子を見に行っているらしい。あぁ、それとエキドナも時々レモンと一緒に行っている。
当初は鵬法璽を使おうと思ったのだが、ギアスを使う様子も無くなったので取りあえず様子見の状態だ。
で、現在の問題はゲートをどうするかという事なのだが……それも今日解決する。
「コーネリア、そろそろ俺はゲートの再設置に向かうがどうする?」
「ふむ、そうだな。なら私も行こうか。設置そのものはすぐに済むのだろう?」
「ああ。この世界に来る時に使った無人島にあるゲートを閉じて、こっちのゲートを展開すればいいだけだしな。通信でタイミングを合わせれば、時差も殆ど無い筈だ」
「無人島で止めたゲートは?」
「もちろんそのままにはしておかないさ。量産型WをASRS装備の輸送機か何かで派遣して回収してくる」
その言葉で問題無いと理解したのだろう。小さく頷き、そのまま俺と共に陽光に割り当てられている政庁内の部屋を出ていく。
「ほう、さすがと言うべきか。メギロートも随分と器用になったものだ」
感心したように呟くコーネリア。その視線の先では、複数のメギロートや量産型Wが多数動き回っている。そして工事を始めてまだ数日だというのに、既に大まかな外側は完成間近と言ってもいい。
もちろん、基地施設内部の調整やら何やらで実際にここが機能するようになるにはまだ暫く掛かるのだろうが、それでも基地を作りあげていく速度は常識外れと言ってもいいだろう。
「まあ、陽光側からの協力もあるしな」
苦笑を浮かべて陽光の方へと視線を向けると、そこには人足として雇われているのだろう陽光の者達の姿もかなりいる。
ある意味、これも働き口の斡旋なんだよな。
「アクセル、こっちよ」
そんな基地の中から姿を現したレモンに連れられるようにして、ゲートの設置予定場所へと連れて行かれる。
そこは基地施設の中央部分であり、シロガネすらも余裕で入るような巨大なドームで覆われている場所だ。しかもご丁寧に、そのドームの天井部分は展開するように出来ているらしいのが、ここからでも分かる。
「随分と頑張ったな」
「ええ。とは言っても、頑張ったのは主に量産型Wとメギロートなんだけど」
「それでも十分だ。……さて、話はともかくそろそろ始めてもいいか?」
「ちょっと待ってちょうだい。折角だからある程度のデータは取らせて貰うわ」
俺の言葉に通信機を取り出して作動させるレモン。
「私よ、レモンよ。これから今まで使っていたゲートを一旦停止して、新しくゲートを設置するわ。折角だからこの際に取れるデータは取っておいて欲しいのよ」
『それは構わないけど……本当に大丈夫なんでしょうね?』
「ええ、検査機器を作動させれば自動的にデータ収集をするようになっている
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