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改正版 後悔先に立たず、後に立つべし
3話(改正)
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「起きてください。起きてください。ある程度の情報をまとめました。」

 その声が聞こえてきた為に、目を開けると昨日休んだ秘密基地の自室であることに気が付きます。

「やはり、夢ではありませんでしたか。」

 昨日は、寝て起きたら、もしかしたら夢だったということになるのを期待しましたが、やはり、夢ではなかったようです。
 それならば、この変わり果てた体ともうまく付き合っていかないといけません。
 ですが、思えばあんなハイスペックの機体を基準にしなければよかったとも後悔も生まれてきます。

「は〜。これからのこともしっかりと考えていかないといけないのに後悔ばかりしていてはいけませんしね。そういえば、名前は何がよいでしょうか。外部作業ユニットが三体ありますし、ヴァルキリープロファイルのレナスに変化した姿に似ていました。レナスは三姉妹だったはずです。運命の三姉妹の女神のことを北欧神話では確かノルンと言っていたはずなのでノルンという名にするとしましょうか。」

 昨日休む前に着替えたパジャマからTシャツとジーパンに着替えて、外に出ると突然声を掛けられます。

「おはようございます。」
「ああ、おはよう。」
「それでは、調べた情報をお話しします。」
「その前に名前を決めたので言っていいですか。」
「ありがとうございます。どのような名前なのでしょうか。」
「ノルンと名前にしましたが、いいでしょうか。」
「素敵な名前をありがとうございます。」
「喜んでもらえたらのなら幸いです。それでは、報告をお願いします。」
「わかりました。極東事変は2年前すでに起こっており、日本はエリア11になっています。ですので、外ではマスターの外見はイレブンと見なされて迫害される危険があります。」
「そうですか、やっかいな世界に来てしまいなしたね。原作でいえば4、5年前ですか。だめですね、すぐに原作のことが思い浮かんでしまいます。悪しき考え方です。注意しないと。ところでマスターとは、どういうことでしょうか。」
「もちろん、この基地の所有者だからです。それとも、指令やご主人様と呼んだ方がよろしいでしょうか。」
「戒と呼び捨てでお願いします。次は、私にギアスは効くと思いますか。」
「すでに、戒は生機融合体であり、人間の脳とは違うので効かないと思われますが、人をベースにしているので絶対大丈夫とは保証できないでしょう。」
「そうですか、ルルーシュやシャルルのギアスなら防ぐことも難しくないのですが、そんなことないですね。油断できる相手ではありません。そんなことをすれば、直ぐに足元をすくわれてしまいそうです。それなら、どうしましょうか。」
「確実性を求めるなら特殊スキル学習装置にて精神耐性を覚えてみてはどうですか。」
「なるほど、それはいいかもしれません
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