日常の中に潜む非日常
東方変形葉8話「花の異変の原因は?」
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きなり怖いこと言ってきた。初めてあった人に言うセリフじゃないよな。
「ふふふ、覚悟はできてるようね。」
あれ、疲れはもういいのかな。なんか霊夢が臨戦モードに入ってるけど。
「・・・やめておくわ。そんな気分じゃないから。」
「あらそう。」
・・・なにこの空間。
「あなた、この異変の元凶がどこにいるか知ってるかしら?」
「さあ?」
そういうと、緑色の髪の女の人は手のひらを地面に向けた。すると、向日葵がすごい勢いで生えてきた。へえ〜、この人は花を操るのか・・・え?
「・・・!!あなたが元凶ね!!」
霊夢が通常攻撃を開始した。だが相手は必要最低限の動きでかわしたようだ。
「あらあら、せっかちさんねえ。」
そういうと、日傘を霊夢に向けた。
「元祖マスタースパーク」
太い光線が飛んで行った。霊夢はそれをかわして弾幕を撃つ。
「っ!なかなかできるわね、あなた。」
「ふふふ、これからよ!!」
なんか意気投合し始めた。ほんと、なにこの空間。
勝負は30分続いた。白熱してるな。
「あやや、こんなすごい戦いが起こっているなんて、いい記事が書けそうです。」
「どちらさま?」
黒い翼の生えた人がやってきた。すごい勢いで飛んできたのにスッと着地ってすごいな。
「清く正しい射命丸文です。新聞記者の。そういうあなたは、噂の外来人ですね。」
「ああ、そうだけど?」
「あやや!今日はついてますね!!さっそく取材に応じてもらいます!」
「ええ〜」
取材は20分続いた・・・
「で、本題です。」
「え?さっきの質問で終わりじゃないの?」
「嫌そうな顔をしないで下さいよ。あなたはこの異変の原因がなんなのかわかっていますか?」
執筆しなくてもいいことなのか、手記を閉じた。
「・・・さっきから1時間近く戦っているあの妖怪ではないかと思いはじめたから、なんか大量に漂っている幽霊に何かあるんじゃないかとおもうんだよ。」
「ほうほう、なるほど。幽霊に関係しているのは冥界と無縁塚ですよ。」
「無縁塚?」
「三途の川の一歩手前のところです。」
なにそれ、こわっ!?俺はまだ死んでないからいかないで・・・いや、この前生きたまま冥界へ行ったんだった。
「・・・なるほど、冥界はあまり今回は関係なさそうだからそこなのかな。文、案内してくれないかな。」
「天狗のあややにおまかせあれ!!」
テンション高いな。
「ふう、今回はここまでにしようかしら。」
幽香が満足したかのように制止を告げた。
「え?あなたが元凶じゃないの?」
「違うわよ。いろんな四季の花を呼び出して話をしようなんて、そんなさみしい子じゃないわよ。」
・・・まあ、そうでしょうね。よく考えればこいつじゃなかったわ。
「そう、じゃあ次行
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