日常の中に潜む非日常
東方変形葉8話「花の異変の原因は?」
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「七曜弾幕大結界」
霊夢をどんどん追いつめて・・・いやいやいや、なんで弾当たらないの?当たってるのにあたらない。どうなってんの?
「これが霊夢の能力、空を飛ぶ程度の能力だぜ。」
え?空を飛ぶ?その能力の効果で当たらないの?どう関係があるの?・・・空を飛ぶ、ということは宙に浮くということ。そうだとしたら、霊夢は何事にも宙に浮くことができるのか。なかなかすごい能力だな。俺の能力は効くのか?霊夢の弾幕をよけながら考える。まあ今はやめておこう・・・あ、しまった・・・。
「ぬうう・・・負けた。」
スペカ戦初負けだ。あと疲れた。
「ふう、さすがに少し疲れたわ。」
「もう夢想天生はスペカ戦でさえ無敵になってきたな。」
夢想転生の対策とかあるのかな?
「あら、誰かと思えば巫女と魔法使いと人形師じゃない。」
メイドさんが来た。え〜っと、何て名前だっけ。
「あ、メイド長。」
霊夢が反応した。長って?
「悪魔のメイドが何の用だ?というか人形師だと、アリスと被るぜ。」
「それもそうね。ではなく、こちらの人形師に渡すものがあるのです。」
「え?俺?」
「そう、あなた。これをどうぞ。」
赤い紙を渡された。なんだろうこれは。
「招待状です。紅魔館への。私は紅魔館の主、レミリア・スカーレット様の直属メイド、十六夜咲夜です。以後お見知りおきを。」
「あ、俺は・・・」
自己紹介をしようとして遮られた。
「2日後にお待ちしております。」
「お、レミリアが何かまた企んでるのか?」
魔理沙が言った。
「日光も大丈夫な体に変えてほしいとか?」
どうやら、レミリアという人は日光がダメらしい。吸血鬼かな?
「ははは、そんなのできないだろ。」
「できるのよ。裕海なら。」
「は?」
魔理沙は不思議に思ったのか、首をかしげた。
「あれ?魔理沙、この子の能力知らないの?」
「知らない。」
「変化を操ることができるのよ。」
咲夜が言った。
「・・・それって霊夢の能力よりすごいんじゃないのか?」
「さあ?わからないわ。」
どうだろう、変化にとらわれない能力でもあるのだから。わからん。
「あ、そうそう。途中であの小さい鬼に偶然会って、霊夢と魔理沙を呼んでほしいって言ってたわよ。」
「はあ〜?萃香が?」
小さい鬼って?萃香って?俺が置いてけぼりのまま会話が進んでいる。
「とりあえず行ってみようぜ!」
「なんでそんなにノリノリなのよ。私は異変の解決で忙しいの。ついでだから、さっきから微妙にこの空間の空気になっているあなたもついてきなさい。」
「余計なお世話だよ。そんなことより、ついて行っていいの?」
俺は霊夢に質問した。だって、もう負けたんだから。
「あなたの能力、便利だからいろいろこき使わせてもらうわね。」
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